2018/19 カンピオナート・プリマベーラ第22節が行われ、アウェイでパレルモと対戦したユベントスはファジョーリ選手のゴールで先制するも追いつかれ、試合は 1-1 の引き分けに終わりました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: ロリア (C) |
DF | 2: ローザ 5: カペッリーニ 6: ゴッツィ・イウェル 3: アンツォリン |
MF | 11: ポルタノーバ 4: フランコフォンテ(→ 32' st. : ピネッリ) 8: ファジョーリ(→ 32' st. : モッローネ) |
FW | 10: パブロ・モレーノ(→ 16' st. : ペトレッリ) 9: セネ(→ 25' st. : ディ・フランチェスコ) 7: モンジアーロ(→ 32' st. : アハマダ) |
バルディーニ監督は 4-3-3 を選択。右 SB にローザ選手を起用し、3トップはパブロ・モレーノ、セネ、モンジアーロの機動力のある3選手を並べる布陣に試合に臨みます。
試合は14分にポルタノーバ選手のフィードにジャンピングボレーで合わせたパブロ・モレーノ選手のシュートが枠を捉えたが、これは GK の好セーブで阻まれてしまう。
対するパレルモも24分にロングボールからリッツォ選手がシュートを放つも、こちらはゴッツィ・イウェル選手が身体を張ってブロック。逆にユベントスは27分にモンジアーロ選手のシュートがセーブされるなど、両チームともに均衡を破ることができない。
0-0 のままで前半が終了すると思われた46分にユベントスはフィードに反応したセネ選手がエリア内で GK に倒されて PK を獲得。これをファジョーリ選手がゴール左下に決め、ユベントスが 0-1 と1点をリードして前半を終えることに成功する。
後半に入っても、試合は一進一退の状況が続く。ユベントスは56分に右サイドをオーバーラップしてきたローザ選手のシュートが枠に飛んだが、これも GK アボガドリ選手のセーブに遭い、追加点を奪うことができない。
一方のパレルモは59分に CK からヘディングシュートを放つも、これはまたも枠を捉え切ることできず。スコアを動かせないまま、時間だけが経過する。
76分には左サイドを崩してクロスを入れるが、ゴッツィ・イウェル選手のスライディングクリアと GK ロリア選手のセーブで防がれしまう。守っていたユベントスだったが、87分に再び自陣右サイドを突破されてクロスを入れられると、最後はビルリゲア選手に押し込まれて同点にされてしまう。
ユベントスは88分にローザ選手のクロスがオウンゴールを誘発しかけるが、GK アボガドリ選手が驚異的な反応で防ぎ、スコアは動かない。結局、試合はこのまま 1-1 で終了。両チームが勝点1を分け合うこととなった。
「1点のリードを持って試合終盤を迎えるも、守り切れなかった」という点が反省点になるでしょう。ただ、終盤は自陣右サイドを崩される場面が複数回発生していましたので、「失点は時間の問題」という部分はありました。
そのため、チームとして守り切ることが次戦における守備面の課題になります。
プリマベーラの次戦は3月30日(土)に行われるカンピオナート第23節サッスオーロ戦です。期間が開いている理由は「ヴィアレッジョ・カップに参加しないから」です。
UEFA ユースリーグのプレーオフ・ラウンドに進出していたユベントスとローマは勝ち上がった場合、ラウンド16とヴィアレッジョ・カップの日程が重複するため、両チームとも今年度大会の出場を見合わせています。
残り8試合となったカンピオナートをプリマベーラが良い形で締めくくることができるのかに注目です。