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プリマベーラ:トリノ・ダービーで 0-2 の敗けを喫する

 2018/19 カンピオナート・プリマベーラ第19節が行われ、トリノと対戦したユベントス・プリマベーラは 0-2 で敗れました。

画像:ドリブルを仕掛けるパブロ・モレーノ

 出場したユベントスの選手は下表のとおりです。

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表1:出場選手一覧(2018/19 プリマベーラ第19節 トリノ戦)
  選手名
GK 1: ロリア
DF 2: バンデイラ(→ 1' st. 21: モンジアーロ)
6: カペッリーニ
5: ゴッツィ・イウェル
3: アンツォリン
MF 11: ポルタノーバ(→ 17' st. 23: L・フェルナンデス)
8: モッローネ(→ 17' st. 17: ファジョーリ)
7: ニコルッシ
FW 4: ローザ(→ 25' st. 22: セネ)
9: マルコビッチ(→ 1' st. 20: ペトレッリ)
10: パブロ・モレーノ

 バルディーニ監督は 4-3-3 を選択。GK にはロリア選手が復帰、FW には CF 型のマルコビッチ選手を中央に起用する3トップでダービー戦に臨みます。

 

 試合は18分に動く。トリノは自陣深くでボール奪取に成功すると、DF ラインの裏を目掛けてロングフィードを送る。すると、これをミリコ選手が回収してエリア内に侵入。カットインでカペッリーニ選手のマークを剥がしてファーサイドのネットを揺らし、今季リーグ戦24得点目を決めてトリノが先制する。

 ユベントスは35分に右サイドから入れたクロスの折り返しから混戦が発生し、マルコビッチ選手に決定機が訪れるも、トリノの守備陣が身体を張った守備で同点ゴールを防ぐ。

 一方のトリノはこのプレーからロングカウンターを発動させると、3対2の局面を作り出し、右サイドを駆け上がって来たラウチ選手がシュートを放つ。しかし、肝心のシュートは枠の右へと外れて追加点とはならない。

 前半を 0-1 で折り返したことを受け、バルディーニ監督は後半開始と同時にペトレッリ選手とモンジアーロ選手を投入してゴールを狙う姿勢を示す。

 ユベントスは51分にニコルッシ選手が、58分にはポルタノーバ選手が決定機を手にしたが、シュートを枠外に飛ばしてしまいチャンスを活かすことができない。すると、トリノが60分に右 CK からのこぼれ球をオニサ選手が押し込んでリードを2点に広げる。

 この後、バルディーニ監督はファジョーリ選手や負傷が癒えて戦線に復帰したBチーム登録のL・フェルナンデス選手などを投入するも、ユベントスはチャンスらしいチャンスを作ることはできずに試合は終了。

 結局、前後半に1点ずつを決めたトリノが 0-2 で勝利を収めた。

 

 なお、試合後にバルディーニ監督は次のようにコメントしています。

フランチェスコ・バルディーニ監督:
「私達は積極的な試合をしていましたし、トリノは個の能力を活かした適切なリスタート方法を見出していました。後半はあまり上手くプレーできませんでしたが、私達は自分たちのプレーをするだけです。

 選手たちは成長中ですし、彼らは試合で示しています。ですが、トリノのようなチームを相手にスペースを見つけることは簡単なことではないのです。私達は対戦相手の勝利に対して賛辞を送ります。

 今は水曜日の試合を考えましょう。私達にとって重要で歴史的な試合が待っているのです。ほろ苦い思いはリセットして、明日の朝からはキエフのことを考えましょう」

 

 トリノとのダービー戦では「チームとしての守備」は計算できるものでした。失点はロングカウンターでの1対1やセットプレーといった『個の力』がより色濃く出る場面でしたので、上手く切り替えることができるかが鍵になるでしょう。

 2点のリードを手にしたトリノが守りに比重を置いたことで、攻め手に欠いたことは事実です。ただ、1点差で推移した60分付近まではチャンスを作れていましたので、この点はポジティブに考えて良いはずです。

 プリマベーラの次戦は2月20日(水)に開催される UEFA ユースリーグ・プレーオフのディナモ・キエフ戦です。アウェイで行われる一発勝負でユベントス・プリマベーラの歴史を作ることができるのかに注目です。