2018/19 カンピオナート・プリマベーラ第23節が行われ、サッスオーロと対戦したユベントスは1点をリードされて迎えた95分にバンデイラ選手が同点弾を決め、1-1 の引き分けに持ち込みました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: イスラエル |
DF | 2: ローザ(→ 35' st. : フレデリクセン) 6: カペッリーニ (C) 4: ゴッツィ・イウェル 3: アンツォリン |
MF | 8: モンジアーロ(→ 35' st. : アハマダ) 5: モッローネ 10: ファジョーリ 7: セネ(→ 25' st. 13: バンデイラ) |
FW | 11: オリビエリ 9: ペトレッリ(→ 25' st. : マルコビッチ) |
バルディーニ監督は 4-4-2 を選択。ペトレッリ選手とBチーム登録のオリビエリ選手が2トップを組み、中盤はフラットに4選手が並ぶ布陣で試合に臨みます。
試合はホームのユベントスが良い入りを見せる。まずは19分に左サイドからセネ選手がカットインして放ったシュートが枠を捉えるが、これは相手 GK トゥラーティ選手が好セーブで CK に逃れる。
31分には再び左サイドで作ってからアンツォリン選手がゴール前にクロスを入れるも、これは中央で合わせることができず。ユベントスは決定機を作るも、前半は 0-0 で折り返すこととなる。
後半、先にチャンスを手にしたのはサッスオーロ。56分に混戦のクリアボールに反応したオッデイ選手が決定的なシュートを放つが、シュートは GK イスラエル選手が身体に当ててブロック。均衡を破ることができない。
しかし、サッスオーロは61分に右サイドから持ち込み、ユベントスのエリア内で混戦を再び作り出すと、今度はラスパドーリ選手がシュートを決めてサッスオーロが先制に成功する。
ビハインドを背負ったユベントスは68分に相手 GK からのビルドアップにプレッシャーをかけてボール奪取に成功すると、ペトレッリ選手が GK との1対1を迎える。だが、シュートを GK に当ててしまい、同点に追いつくことができない。
試合は95分にロングボールが跳ね返されたところをフレデリクセン選手がシュート。これが枠を捉えたが、GK トゥラーティ選手に CK に逃れられてしまう。
それでも、このプレーで得た左 CK からバンデイラ選手がトラップからの右足シュートを決め、土壇場でユベントスが同点に追いつくことに成功する。結局、試合はこのまま 1-1 で終了。両チームともに勝点1を分け合うこととなった。
なお、バルディーニ監督は試合後に次のようにコメントしています。
フランチェスコ・バルディーニ監督:
「引き分けに満足していません。私達は試合をプレーし続け、数多くのチャンスを作りましたし、そのことに対して私は満足しています。しかし、ゴールを決めることに苦労しました。
ボールがゴールに入らない時はあります。今日のような試合を取り戻せないことは馬鹿げているように見えますし、結果は厳しいものです」
サッスオーロの守備陣を上手く崩すことができていましたし、枠内シュートの本数も多い状況でした。そのため、決定力不足で勝点と取りこぼす結果になったと言えるでしょう。
こういう内容の試合はシーズンの中で起きるものです。糧にできるかがポイントになります。
プリマベーラの次戦は4月7日(日)に行われるカンピオナート第24節アタランタ戦です。首位に位置する強豪を相手にどのような内容のプレーをすることができるのかに注目です。