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Bチーム:シエナに 3-2 で逆転敗けを喫し、勝点は29のままで足踏み

 2018/19 セリエC第27節が行われ、アウェイでシエナと対戦したユベントス・Bチーム(= U-23)は2度のリードを守り切れず、3-2 で逆転敗けを喫しました。

画像:シエナに逆転敗けを喫したユベントス・Bチーム

 試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。

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表1:出場選手一覧(2018/19 セリエC第27節 シエナ戦)
  選手名
GK 30: ノッキ
DF 18: ディ・パルド(→ 43' st. 19: モレッリ)
13: アルチビアーデ
34: デル・プレーテ (C)
3: マシャンジェロ(→ 32' st. 20: ベルアット)
MF 8: カスタノス
6: I・トゥレ
5: ムラトーレ(→ 32' st. 14: オリビエリ)
17: ザニマッキア(→ 15' st. 24: コッコロ)
FW 7: モクル
11: マヴィディディ(→ 15' st. 9: ブニーノ)

 ジロネッリ監督は 4-3-1-2 を選択。オーバーエイジ枠のデル・プレーテ選手とアルチビアーデ選手が CB でコンビを組み、ザニマッキア選手をトップ下に配置する布陣で試合に臨みます。

 

 試合は10分にザニマッキアが目の覚めるロングシュートを決め、アウェイのユベントスが先制に成功する。しかし、シエナもすぐに反撃。12分に左 CK からマシャンジェロのオウンゴールを誘発させて即座に同点に追いつく。

 すると、試合はここからオープンな展開になる。ユベントスは18分にカスタノスのミドルシュートが枠を捉えたが、これは GK コンティーニがセーブ。対するシエナは20分にグベルティのシュートがポストを叩き、こぼれ球にアラムが詰めたが、これは GK ノッキがボールを掻き出してゴールを死守する。

 互いに攻め続ける中で勝ち越しに成功したのはユベントス。27分に右サイドを抜け出したマヴィディディが中に切れ込んで左足でシュート。このシュートがネットに吸い込まれ、ユベントスが勝ち越しに成功する。

 ユベントスが 1-2 と1点のリードで迎えた後半、先にスコアを動かしたのはホームのシエナ。51分に左サイドからのクロスを逆サイドで折り返し、これをファッブロが合わせる。このシュートはゴールライン上でクリアしたものの、こぼれ球をグベルティが決めてシエナが同点に追いつく。

 一方のユベントスは55分にザニマッキアがマヴィディディとのワンツーで左サイドを突破してエリア内に侵入してシュートを放つが、これは枠の左へと外れてしまう。

 その後、膠着状態が続いていた試合は思わぬ形で動く。77分にアルチビアーデがスリップでボールをグベルティに奪われると、デル・プレーテもフェイントで簡単に交わされてゴールを決められ、ユベントスは1点のリードを許す展開となる。

 同点に追いつきたいユベントスだったが、シエナのゴールをこじ開けることはできず。試合は 3-2 で終了。2度のリードを手にしていたことを考えると手痛い敗戦となってしまった。

 

 なお、ジロネッリ監督は試合後に次のようにコメントをしています。

マウロ・ジロネッリ監督:
「良い試合でしたが、結果については恥ずかしく思います。私達は偉大な前半をプレーしました。それから後半はフィジカルが少し低下してしまったのです。

 ですが、私は選手たちを称賛しなければなりません。重要な選手たちが何人かいますし、素晴らしいゴールも決めました。私達はもっとできるはずです」

 

 優勝戦線に食い下がるチームを相手に2度のリードを手にしたことは間違いなく称賛の対象です。ただ、その反面で GK と CB の2選手がオーバーエイジ枠だったにも関わらず、ミス絡みを含めた3失点で勝点を取りこぼした点が大きく悔やまれます。

 4バックに変更したことで攻撃に迫力が加わりましたが、シエナ戦では守備陣の脆弱さが再び露呈する事態となっています。この点を上手く修正することが求められていると言えるでしょう。

 Bチームの次節は2月24日(日)に予定されているセリエC第28節ルッケーゼ戦です。シエナ戦で浮き彫りとなった課題をチームとして上手く修正することができるのかに注目です。