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Bチーム:モクルのゴールで2点を先行するも、追い付かれてオルビアと引き分ける

 2018/19 セリエC第35節が行われ、ホームでオルビアと対戦したユベントス・Bチーム(= U-23)はモクル選手のゴールで2点をリードするも追い付かれ、2-2 の引き分けで終わりました。

画像:2得点と攻撃を牽引したモクル

 試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。

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表1:出場選手一覧(2018/19 セリエC第35節 オルビア戦)
  選手名
GK 40: ロリア
DF 34: デル・プレーテ (C)(→ 30' st. 46: ローザ)
2: アンデルセン
13: アルチビアーデ
MF 28: ポルタノーバ(→ 21' st. 21: L・フェルナンデス)
6: I・トゥレ
5: ムラトーレ
20: ベルアット(→ 38' st. 3: マシャンジェロ)
10: マテウス・ペレイラ(→ 38' st. 19: モレッリ)
FW 7: モクル
14: オリビエリ(→ 21' st. 17: ザニマッキア)

 ジロネッリ監督は 3-4-1-2 を選択。GK にはロリア選手、中盤の一角にポルタノーバ選手とプリマベーラから2選手を先発する布陣で試合に臨みます。

 

 試合は9分にベルアットのロングシュートが枠を捉え、ユベントスがリズムを掴む。すると、このシュートで得た右 CK から最後はモクルが頭で押し込み、ユベントスが1点を先制する。

 対するオルビアが38分にラガツが FK で狙うも、シュートは枠を捉えず。前半はユベントスが1点のリードで折り返すこととなる。

 ユベントスは48分にカウンターでオリビエリが右サイドからクロスを入れると、逆サイドを並走してきたM・ペレイラが中央に折り返す。これをモクルが再び頭で押し込み、ユベントスがリードを2点に広げる。

 55分にはM・ペレイラが左足で強烈なシュートを放つが、これはポストに嫌われて決定的な3点目とはならない。対するオルビアも62分に抜け出しに成功したオグンセイェが GK ロリアとの1対1を迎えるが、ロリアが防ぎ、スコアは動かない。

 だが、オルビアは76分にバウンドの処理を見誤ったアンデルソンがオグンセイェを倒したとの判定で PK を獲得。これをラガツが決め、1点差に詰め寄る。

 ユベントスも87分に途中出場のローザがエリア内で倒されて PK を獲得する。しかし、L・フェルナンデスが蹴ったキックはファン・デル・バントにストップされ、リードを2点差に戻すことに失敗する。

 すると、オルビアは92分に右サイドで獲得した FK からピサーノが頭で合わせ、同点に追いつくことに成功する。結局、試合はこのまま 2-2 で終了。両チームが勝点1を分け合う結果となった。

 

 なお、ジロネッリ監督は試合後に次のようにコメントしています。

マウロ・ジロネッリ監督:
「終わりました。パフォーマンスには満足していますが、結果は本当に残念です。先日の試合は敗けに値しませんでしたし、今日は引き分けに値しませんでした。

 ポストに2度も嫌われましたし、このような形で引き分けたのは私の人生で初めてのことです」

 

 M・ペレイラ選手のシュートが2度ポストを直撃したことに加え、PK も獲得していた訳ですから、勝たなければならない試合と言えるでしょう。勝ち切れなかった訳ですから、ここは来季に向けた改善点と言えるはずです。

 10位ポンテデーラとの勝点差が2試合を残して8に広がったため、プレーオフ進出の可能性は潰えました。そのため、残り試合は来シーズンを見据えた起用に重きが置かれることになるでしょう。

 Bチームの次戦は4月18日に予定されているセリエC第36節ゴッツァーノ戦です。久しぶりの勝利を狙うのか、それとも若手選手に経験を積ませる場にするのかに注目です。