2018/19 セリエC第26節が行われ、アウェイでアレッツォと対戦したユベントス・Bチーム(= U-23)は1点を先制されるもマヴィディディ選手のゴールで追いつき、1-1 で引き分けました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 30: ノッキ |
DF | 19: モレッリ 2: アンデルセン 24: コッコロ(→ 30' st. 34: デル・プレーテ) 20: ベルアット(→ 18' st. 3: マシャンジェロ) |
MF | 17: ザニマッキア(→ 43' st. 18: ディ・パルド) 6: I・トゥレ 5: ムラトーレ (C) 16: ニコルッシ |
FW | 7: モクル 11: マヴィディディ(→ 30' st. 9: ブニーノ) |
ジロネッリ監督は 4-4-2 を選択。出場停止処分が明けたベルアット選手が左 SB として先発に復帰、ニコルッシ選手がプリマベーラ所属中の選手では初先発という布陣で試合に臨みます。
試合は4分にブルノーリの強烈なシュートが決まり、ホームのアレッツォが先制する。良い入りをしたアレッツォは7分と13分に左サイドから攻め立てるも、シュートは枠を捉えない。
対するユベントスは直後の14分に左サイドのニコルッシからのフィードにマヴィディディが反応。そのままエリア内に侵入して右足シュートを決め、ユベントスが同点に追いつくことに成功する。
勝ち越したいアレッツォは33分に左サイドからの折り返しをフォーリアが狙うが、シュートは枠の右へと外れる。38分にはI・トゥレのミスに付け込み、ブルノーリが GK ノッキとの1対1を向けるが、これもシュートを枠の右へと外してしまう。
1-1 で迎えた後半はユベントスがチャンスを手にする。
52分にニコルッシが右サイドから入れた FK にI・トゥレが中央で飛び込むも、ヘディングシュートはジャストミートせず。55分にはモレッリのクロスをエリア内で受けたニコルッシが切り返しからシュートを放つが、GK ペラゴッティに防がれてしまう。
対するアレッツォはクートロがロングシュートで狙うが、これは GK ノッキが難なくキャッチする。その後は両チームともに枠内シュートを放つものの、双方の GK が好セーブを見せ、勝ち越しゴールを決めることができない。
結局、試合はこのまま 1-1 で終了。両チームが勝点1を分け合う結果となった。
なお、ジロネッリ監督は試合後に次のようにコメントしています。
マウロ・ジロネッリ監督:
「アレッツォが強いチームであることは分かっていましたが、私達は序盤の劣勢に上手く反応することができました。後半は上手くプレーしましたし、ゴールに迫った機会も複数回ありました。
私はハッピーです。なぜなら、選手たちは多くの欠場者がいる中で少ししか挑戦していないシステムに良い適応を見せてくれたからです。前半戦と比較して、私達は競り合いでの弱さやプレーの速さという観点を含めて大きく改善していると思います」
今シーズンの前半戦は4バックを利用することはあったものの、守備が安定せず、後ろに人数を割くことができる 3-5-2 に落ち着いたという経緯があります。それが GK ノッキ選手と CF モクル選手を除く9選手が U-23 である中で 4-4-2 が機能したのです。
「守備の安定」という部分で大きな割合を占める DF と MF が U-23 の選手たちで結果を残せたことが大きな成長と言えることができるでしょう。また、個人としてアピールすることに成功したニコルッシ選手の成長にも期待したいところです。
Bチームの次戦は2月17日(日)に予定されているセリエC第27節シエナ戦です。シエナもアレッツォと同じ上位に付けており、実力の備わったチームとのアウェイ戦でBチームが良い内容の試合を継続することができるのかに注目です。