2018/19 セリエC第36節が行われ、アウェイでゴッツァーノと対戦したユベントス・Bチーム(= U23)はザニマッキア選手とブニーノ選手のゴールで 1-2 の勝利を手にしました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: デル・ファベロ(→ 44' st. 12: ブスティ) |
DF | 34: デル・プレーテ (C) 13: アルチビアーデ 24: コッコロ 20: ベルアット(→ 1' st. 3: マシャンジェロ) |
MF | 10: マテウス・ペレイラ 6: I・トゥレ 8: カスタノス 17: ザニマッキア(→ 44' st. 29: フレデリクセン) |
FW | 25: ポッゼボン(→ 41' st. 44: モンジアーロ) 9: ブニーノ(→ 34' st. 5: ムラトーレ) |
ジロネッリ監督は 4-4-2 を選択。実質的に消化試合となったこともあり、2トップには出場機会の少なかったブニーノ選手とポッゼボン選手を起用。両翼にM・ペレイラ選手とザニマッキア選手と置く布陣で試合に臨みます。
先にチャンスを手にしたのはユベントス。7分にデル・プレーテのクロスからブニーノがトラップしてシュートを放つも、上手くミートしなかったため、ボールは枠の左へと外れてしまう。
対するゴッツァーノは10分にクロスからロメオに決定機が訪れたが、こちらはシュートを枠の上へと飛ばして決定機を逸する。
するとユベントスは27分にブニーノが右サイドから入れたクロスを中央に走り込んだザニマッキアが頭で合わせ、1点を先制する。ユベントスは44分にブニーノがベルアットからのリターンを右足で決め、リードを2点にして前半を終える。
後半は両チームともに積極的に相手ゴールを脅かす。
ユベントスは59分にM・ペレイラのクロスにブニーノがヘディングで合わせたが、シュートは GK カサディがライン上でストップ。決定的な3点目は許さない。
ゴッツァーノの攻勢が実ったのは68分。ユベントスのエリア内に侵入してボールキープをするも、アルチビアーデに蹴り出されてしまう。しかし、クリアボールの先にいたブルッツァニーティがダイレクトシュートを決め、1点差に詰め寄ることに成功する。
勝点1が欲しいゴッツァーノはパワープレーに賭けるも、GK デル・ファベロを脅かすまでには至らない。結局、試合はこのまま 1-2 で終了。ユベントスが前半に決めた2点を守りきり、勝点3を獲得した。
試合後にジロネッリ監督は次のようにコメントしています。
マウロ・ジロネッリ監督:
「私達は素晴らしい前半をプレーしました。多くの良いプレーがあり、2点を取ることができました。シーズンの最後にこのような利益を家に持ち帰ることは簡単ではありません。
良いシグナルが与えられましたし、ポジティブな形でシーズンの締めくくりに向かっています。ポッゼボンのことを嬉しく思います。長らくプレーができていませんでしたが、先発に選んだ選手と同様に準備ができていたからです。
シーズン中に何ポイントかを失ったことは後悔していますが、この1年については満足しています。私達は良い出発点を作ったと思います」
前線が流動的に攻めることができており、良い感触を得ることができた試合と言えるでしょう。また、試合終了前のわずかな時間とは言え、プリマベーラに所属する選手をBチーム・デビューさせたことも評価できるポイントです。
上位勢とも良い内容の試合ができる実力は備えているのですから、「継続性」が来季以降の課題となります。
Bチームの次節は4月27日に予定されているセリエC第37節エンテッラ戦です。プロ・ピアチェンツァがリーグ除外処分を受けたため、ユベントス・Bチームの今季最終戦となる試合でどのような内容のプレーを見せることができるのかに注目です。