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ユベントス、非転換社債の内容が「1億7500万ユーロ・2024年満期・利率3.375%」になったと発表

 ユベントスは公式サイト上で2月12日に取締役会が承認した非転換社債の内容が確定し、債券の発行が決定したと発表いたしました。規模は1億7500万ユーロ、満期は2024年2月19日、利率は 3.375% になったとのことです。

画像:Juventus Football Club

 発表されたプレスリリースの内容は以下のとおりです。

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利率 3.375% および2024年2月19日満期の
1億7500万ユーロの債券発行

 

 トリノ、2019年2月13日 ー 取締役会の採択に従い、ユベントス・フットボールクラブは2024年2月19日に支払期日が到来する適格投資家を対象とした1億7500万ユーロの非転換社債を発行したことを報告いたします。

 債券は 99.436% の価格で発行され、年 3.375% の固定利率が支払われる予定です。発行者は債券をユーロネクスト・ダブリンのグローバル取引市場・多角的取引システム(MTF)のリストへの登録を要求しています。なお、債券の起債は2019年2月19日を予定しています。

 この成功した取引はアジア・ドイツ・フランス・イギリス・イタリアからの需要があり、2億5000万ユーロを超える金額の注文が集まりました。

 発行の目的は会社に一般的な企業目的のための財源を提供し、債務の構造および満期を合理化することです。

 モルガン・スタンレーが主幹事として行動し、UBI 銀行が副幹事として債券の発行に関わっています。幹事社はアレン・アンド・オヴェリーによる支援を受けております。


 

 年 3% を超える固定金利が提示されているのですから、低金利時代の投資先として魅力的に映ったことでしょう。そのため、最大2億ユーロの上限を超える注文が寄せられたと考えられます。

 アメリカに本社を置くモルガン・スタンレーが主幹事であるにも関わらず、アメリカからの注文がなかった理由は「アメリカ証券法(= 1933年証券法)に触れるから」です。

 アメリカ国内やアメリカ人向けに証券を販売するのは証券取引委員会への登録が必要と定められています。ユベントスは債券情報の登録を行っておらず、「行う予定もない」と明記しているため、プレスリリースでも「売るなよ」と釘を刺しているのです。

 

 ちなみに、ユベントスの2017年6月30日時点での純金融負債は1億6250万ユーロでした。それが1年後の2018年6月30日には3億980万ユーロに増加しているのです。

 金融負債の増加分は2300万ユーロ(3億660万ユーロから3億2920万ユーロに変化)ですから、「ポグバ選手の移籍金等が金庫から消えただけ」と言うこともできるでしょう。

 債券を発行したことで、資金繰りがスムーズになり、効率的・合理的な経営が今後できるようになるのかに注目です。

 

 参考資料

表1:ユベントスの資産【2017年6月30日現在、単位:百万ユーロ】
項目 流動資産 固定資産 全体
金融資産 * 4.1 4.1
現金および現金同等物 140.0 140.0
金融資産の部:合計 140.0 4.1 144.1
金融債務 スポーツ信用銀行 (6.0) (37.0) (43.0)
リース会社
銀行 (67.6) (76.9) (144.5)
金融サービス会社 (39.1) (80.0) (119.1)
金融負債の部:合計 (112.7) (193.9) (306.6)
純金融負債 27.3 (189.8) (162.5)

 

表2:ユベントスの資産【2018年6月30日現在、単位:百万ユーロ】
項目 流動資産 固定資産 全体
金融資産 4.1 4.1
現金および現金同等物 15.3 15.3
金融資産の部:合計 15.3 4.1 19.4
金融債務 スポーツ信用銀行 (6.2) (30.8) (37.0)
銀行 (46.1) (136.0) (182.1)
金融サービス会社 (0.1) (110.0) (110.1)
金融負債の部:合計 (52.4) (276.8) (329.2)
純金融負債 (37.1) (272.7) (309.8)