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ユベントス、2022/23 シーズンは約1億1500万ユーロの赤字で終える見込み

 ユベントスの親会社である Exor は公式サイト上で2023年上半期の決算を発表いたしました。同期間にユベントスは約8000万ユーロの赤字で終えており、2022/23 シーズン全体では約1億1500万ユーロの赤字となる見込みです。

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 ユベントスは 2022/23 シーズン前期(2022年7月1日から同年12月31日まで)の決算が2950万ユーロの赤字だったことを報告しています。

 今回、親会社の Exor が2023年上半期の決算を報告したため、ユベントスの 2022/23 シーズン後期(2023年1月1日から同年6月30日まで)の決算内容も判明することになりました。

 該当期間でのユベントスは8100万ユーロの赤字を計上。前期分と合算すると 2022/23 シーズンは全体で約1億1000万ユーロの赤字となる見込みです。

 赤字額に関しては「ボヌッチ選手との契約解除に伴う残存簿価500万ユーロ強が 2022/23 シーズンに赤字計上」されることになるため、ユベントスが発表する年間決算では赤字が1億1500万ユーロにまで増えている可能性が残されています。

 

 ちなみに、ユベントスは 2021/22 シーズンに約2億5000万ユーロの巨額赤字を計上しています。

 パラティチ CFO 時代に計上していた「2億ユーロ規模の年間赤字」を(選手年俸や移籍金の削減による)人件費の圧縮を中心に半分ほどにまでしたことはポジティブな要素と見なされるでしょう。

 2023/24 シーズンは『税抜きのチーム総年俸』で「昨季(2022/23 シーズン)よりも約2000万ユーロの圧縮」をしており、事業費の削減が見込まれている状況です。クラブとしての決算で赤字脱却となるかが注目点でしょう。

 

 “持続可能性を担保したチーム編成” で『ピッチ上での結果』を残すことができるのかに注目です。