2018/19 セリエC第29節が行われ、ピアチェンツァと対戦したユベントス・Bチーム(= U-23)はカスタノス選手のゴールで1度は追いつくも勝ち越しを許し、2-1 で敗れました。
試合に出場したユベントスの選手は以下のとおりです。
選手名 | |
---|---|
GK | 30: ノッキ |
DF | 19: モレッリ(→ 31' st. 2: アンデルセン) 13: アルチビアーデ 34: デル・プレーテ (C)(→ 1' st. 24: コッコロ) 3: マシャンジェロ(→ 15' st. 20: ベルアット) |
MF | 8: カスタノス(→ 31' st. 9: ブニーノ) 6: I・トゥレ 5: ムラトーレ 17: ザニマッキア(→ 15' st. 16: ニコルッシ) |
FW | 7: モクル 11: マヴィディディ |
ジロネッリ監督は 4-3-1-2 を選択。前節ルッケーゼ戦と同じメンバーで上位に付けるピアチェンツァとのアウェイ戦に臨みます。
試合は両チームともに積極的な入りを見せる。ユベントスは9分に左サイドからのクロスがクリアされたところをモクルが回収してシュートを放つも、GK フマガッリが正面でセーブする。
対するピアチェンツァは10分に前線2人のロングカウンターでエリア内に侵入したテッラリーニがシュートを放つが、これは GK ノッキがパンチングで防ぐ。
次にビッグチャンスを得たのはホームのピアチェンツァ。36分に左 CK からペリグリッフィのヘディングシュートが枠を捉えるも、ノッキがセーブ。こぼれ球をバキーニが狙うがアルチビアーデが防ぎ、その後のシュートもユベントス守備陣がゴールライン上でクリアすることに成功する。
しかし、ピアチェンツァは43分にバルロッコのドリブルで持ち上がり、エリア内でボールを受けて入れ替わりに成功したフェッラーリがゴール右下に決め、ピアチェンツァが1点をリードして前半を終える。
後半、ピアチェンツァは64分にフェッラーリのシュートが枠を捉えるが、これはノッキがセーブ。すると、66分にユベントスは後方からのパスをカスタノスがエリア内でトラップし、右足シュートを決めて同点に追いつく。
ボトムハーフに位置するチームを相手に勝点を落としたくないピアチェンツァが攻勢を強めると、77分にコッラーディ選手が自らの浮き球パスのクリアボールをダイレクトで豪快に蹴り込み、ピアチェンツァが勝ち越しに成功する。
再び追いかける展開となったユベントスは84分にセットプレーのこぼれ球をアルチビアーデがボレーシュートで狙うが、シュートは枠の左に外れてしまう。
結局、ユベントスの反撃もここまで。試合は 2-1 で終了し、ユベントスは勝点を伸ばすことができなかった。
なお、ジロネッリ監督は試合後に次のようにコメントしています。
マウロ・ジロネッリ監督:
「私達はいくつかの技術的なミスをしました。また、ピッチのコンディションも私達に普段のプレーをさせない要因にもなっていました。
最高の瞬間に罰せられてしまいましたし、ドローに持ち込むことはできました。私達はピアチェンツァを称賛しなければなりません」
直近の試合では 4-3-1-2 で戦っているジロネッリ監督ですが、上位勢との対戦では崩される場面が散見されています。“育成” と割り切ったとしても、オーバーエイジ枠で GK と CB を固めているのですから、残りシーズンでの要改善点と言えるでしょう。
Bチームの次戦は3月9日に予定されているセリエC第30節アルビッソラ戦です。
ボトムハーフに位置するチームとの対戦ですので、ホームで勝ち切ることができるかがポイントになるでしょう。勝点を積み重ねることができるのかに注目です。