ユベントスは公式サイト上でアーセナルに所属するウェールズ代表のラムジー選手が2019年の夏からユベントスに4年契約で加入すると発表いたしました。

発表されたプレスリリースは以下のとおりです。
トリノ、2019年2月11日 ー ユベントス・フットボールクラブは選手アーロン・ラムジーと2019年7月1日に有効となり、2023年6月30日に失効する雇用契約を締結したことを発表いたします。
選手登録権を得る結果となり、ユベントスは2019年7月10日までに追加で370万ユーロの支払い責務を負うことになります。
1990年12月生まれのラムジー選手はイギリス・ウェールズ出身の28歳。カーディフ・シティでトップチームデビューを果たし、2008年にアーセナルに移籍。2010/11 シーズンに期限付き移籍はあったものの、残りはすべてアーセナルでプレーしてきた MF です。
大会名 | 試 | 得点 | 時間 | |
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2016/17 | プレミア | 23 (13) | 1 (4) | 1229' |
UEFA CL | 4 (4) | (1) | 307' | |
FA杯 | 4 (4) | 3 | 390' | |
リーグ杯 | 1 (1) | 0 | 90' | |
全試合 | 32 (22) | 4 (5) | 2016' | |
2017/18 | プレミア | 24 (21) | 7 (10) | 1847' |
UEFA EL | 6 (6) | 4 (2) | 540' | |
リーグ杯 | 2 (1) | 0 | 79' | |
全試合 | 32 (28) | 11 (12) | 2466' | |
2018/19 (第26節終了時) |
プレミア | 22 (9) | 2 (6) | 921' |
UEFA EL | 3 (3) | 1 | 248' | |
FA杯 | 2 (2) | (1) | 180' | |
リーグ杯 | 3 (2) | 0 | 186' | |
全試合 | 30 (16) | 3 (7) | 1535' |
今季を含めた直近3シーズンでラムジー選手2000分超のプレー時間を確保し、主力 MF としての立場を築いていました。ただ、ウナイ・エメリ監督が就任した今季は先発数を減らしています。
一方で “悩みの種” となっていた「筋肉系の負傷」には見舞われておらず、この点は評価されるべき部分だと言えるでしょう。ウェールズ代表で10番を背負う中盤でのクオリティーを安定して発揮してくれることが期待されての獲得と考えられます。
余談としては「年俸」がメディアからの注目点になるでしょう。以前にも言及しましたが、イギリスのマスコミが書く「ロナウド選手に次ぐ年俸」は割高と言わざるを得ません。
同様の条件で加入したケディラ選手やエムレ・ジャン選手と比較しても高額になるのですから、本当にそれだけの給与が支払われているのかが注目点になるでしょう。また、中盤が1人増えるのですから、MF を1人放出することが望まれます。
来シーズンの陣容がどのような形になるのかに注目です。