2018/19 セリエC第28節が行われ、ホームでルッケーゼと対戦したユベントス・Bチーム(= U-23)はマヴィディディ選手のゴールで 1-0 の勝利を手にし、勝点を29に伸ばしました。
追記(2月28日):プロ・ピアチェンツァがリーグから追放されたため、試合結果が抹消されました。そのため、ユベントスは第28節を終えて段階での成績は8勝5分14敗の勝点29となります。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
---|---|
GK | 30: ノッキ |
DF | 19: モレッリ 13: アルチビアーデ 34: デル・プレーテ (C) 3: マシャンジェロ(→ 36' st. 20: ベルアット) |
MF | 8: カスタノス 6: I・トゥレ 5: ムラトーレ(→ 33' st. 16: ニコルッシ) 17: ザニマッキア |
FW | 7: モクル 11: マヴィディディ(→ 36' st. 9: ブニーノ) |
ジロネッリ監督は 4-3-1-2 を選択。前節シエナ戦からは右サイドバックをディ・パルド選手からモレッリ選手に変えた他は同じ10選手が先発に名を連ねる陣容で試合に臨みます。
試合はユベントスが積極的な入りを見せる。11分に左サイドからのクロスがクリアされたところをカスタノスがダイレクトボレーで狙うが、力のないシュートは相手 GK ファルコーネにキャッチされてしまう。
18分には後方からのパスを引き出したムラトーレが反転シュートを放つも、シュートは枠の上へと外れる。21分にはザニマッキアのクロスにモクルが頭で合わせたが、シュートはポストに嫌われ、ファルコーネの腕に収まる。
それでもユベントスは32分にモクルのパスに反応したマヴィディディが DF ラインを突破し、左足シュートでファルコーネの牙城を破り、ユベントスが先制に成功する。
対するルッケーゼは37分にザニーニのシュートが枠を捉えるも、GK ノッキがパンチングで防ぎ、同点弾とはならず。前半は 1-0 で終える。
後半、先にチャンスを手にしたのはアウェイのルッケーゼ。54分にスローインのバウンドを利用してマウリが左足シュートを放つも、ノッキの正面を突いたため、ノッキがパンチングでゴールを守り切る。
72分には左 CK からザニーニのドライブシュートが枠を捉えたが、これもノッキが防ぎ、ユベントスはゴールを死守する。
ユベントスは80分にニコルッシがミドルシュートで狙うも、力が伝わり切らずにファルコーネがキャッチ。90分にはブニーノがカウンターで持ち出して決定機を手にするが、シュートはブロックされて追加点を奪うことができない。
それでも、ユベントスはマヴィディディがゴールを最後まで守り切ることに成功。1-0 で勝利し、勝点3を積み重ねた。
なお、ジロネッリ監督は試合後に次のようにコメントしています。
マウロ・ジロネッリ監督:
「今後の試合に向けて私達に落ち着きを与えてくれる重要な勝利です。私達は素晴らしい前半をプレーしました。得点は2倍でもおかしくなかったでしょう。
後半については良い形で閉めることができたはずです。しかし、私達が結果を持ち帰れたことは良いことです。私達は鋭さが増し、より具体的になったと思います」
前節シエナ戦から引き続き GK と CB をオーバーエイジ枠で固めている以上、同じ失敗を繰り返すことはできません。その点でも結果が出たことにジロネッリ監督が1番安堵していることでしょう。
しかし、今節の相手はボトムハーフに位置するルッセーゼでした。前節のシエナは6位に付けているため、上位勢を相手に結果を出すことができなければ雑音は再び大きくなります。
Bチームの次戦は3月2日に予定されているセリエC第29節ピアチェンツァ戦です。優勝争いを続ける強豪チームとのアウェイ戦でどのような内容の試合をすることができるのかに注目です。