ユベントスが公式サイト上で2019年1月の移籍市場で交渉が妥結した選手の一覧をリストにしていましたので、トップチーム・Bチーム・プリマベーラの順に紹介することにしましょう。
■ トップチーム
ユベントスのトップチーム登録の選手が関係する移籍市場での動きは以下のとおりです。
GK: アウデーロ | サンプドリアとの期限付き移籍の契約内容を買取り義務が付随する形に変更 |
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DF: ベナティア | アル・ドゥハイル(カタール)に完全移籍 |
DF: カセレス | ラツィオから期限付き移籍で加入(2019年夏まで) |
MF: ストゥラーロ | スポルティングとの契約を打ち切り、買取り義務が付随した期限付き移籍でジェノアに移籍 |
FW: ファビッリ | ジェノアとの契約内容を買取り義務が付随した2年間の期限付き移籍に変更 |
FW: イグアイン | ミランとの期限付き移籍を打ち切り、買取りオプションが付随した期限付き移籍でチェルシーに移籍 |
表面上は「ベナティア選手とカセレス選手の入れ替え」だけに留まりました。その一方でイグアイン選手とストゥラーロ選手は期限付き移籍の所属先チームが変わり、アウデーロ選手とファビッリ選手は契約内容が変更となっています。
大きな変更はなかったと言えるでしょう。
■ Bチーム
Bチームの冬の移籍市場での動きは次のようになりました。
DF: カメライ (Cendrim Kameraj, 19) |
ルガーノ(スイス)に完全移籍 |
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DF: マシャンジェロ (Edoardo Masciangelo, 22) |
ルガーノ(スイス)から買取り義務が付随した期限付き移籍で加入 |
DF: ザッパ (Claudio Zappa, 21) |
ノバーラに期限付き移籍 |
MF: エマニュエッロ (Simone Emmanuello, 24) |
プロ・ベルチェッリに完全移籍 |
MF: マツェク (Roman Macek, 21) |
ルガーノ(スイス)への期限付き移籍を完全移籍に契約内容を変更 |
MF: トゥレ (Oumar Toure, 20) |
WGSヴァッテンス(オーストリア)との期限付き移籍を打ち切り、FKクケシ(アルバニア)に今季終了まで期限付き移籍 |
FW: ジェルビ (Erik Gerbi, 18) |
プロ・ベルチェッリから保有権を獲得。今季終了まで同チームに期限付き移籍 |
FW: モクル (Mokulu Tembe, 29) |
カルピから買取り義務が付随した期限付き移籍で加入 |
FW: ザニマッキア (Luca Zanimacchia, 20) |
ジェノアからの期限付き移籍の契約内容を買取り義務が付随する形に変更 |
主な変更点は「左 SB の入れ替え(= ザッパ選手を放出し、マシャンジェロ選手を獲得)」と「点取り屋の補強(= モクル選手の獲得)」でしょう。
ジェルビ選手も CF ですが、今季終了までプロ・ベルチェッリに期限付き移籍で残ることが発表されています。そのため、加入は来季以降になると予想されます。
■ プリマベーラ
プリマベーラの移籍状況は下表のとおりです。
GK: センコ (Zsombor Senko, 16) |
ソンバトヘイ・ハラダーシュ(ハンガリー)から加入 |
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DF: メネギーニ (Riccardo Meneghini, 18) |
エラス・ベローナに期限付き移籍 |
DF: ブラセンコ (Nikita Vlasenko, 17) |
ルガーニ(スイス)から買取り義務が付随した2年間の期限付き移籍で加入 |
MF: オミック (Ervin Omic, 16) |
レッドブル・ザルツブルク(オーストリア)から加入 |
MF: ピーテルス (Daouda Peeters, 20) |
サンプドリアから保有権を獲得。今季終了まで同チームに期限付き移籍 |
MF: ラノッキア (Filippo Ranocchia, 17) |
ペルージャから保有権を獲得。同チームに2年間の期限付き移籍 |
直接的なプリマベーラ(U-19)の補強は CB のブラセンコ選手のみとなりました。来シーズン以降の主力選手として期待されていると言えるでしょう。
センコ選手とオミック選手は U-16 の選手ですので、2シーズン先を見据えた補強。ピーテルス選手は今季終了までサンプドリアのプリマベーラでプレーするため、ユベントスでは来季からBチームに加わることが既定路線だと考えられます。
全体として、トップチームに所属する選手の取引に絡む形でBチームやプリマベーラに所属する有望株選手の保有権が動くことになりました。環境を変えることになった選手たちが新天地で輝くことができるのかに注目です。