1月1日から冬の移籍市場が開きました。『スカイ・イタリア』によりますと、得点力不足に悩むボローニャがケーン選手に強い関心を示しているとのことです。移籍が実現する可能性があるだけに交渉の行方を見守る必要があるでしょう。
ケーン選手は出場機会を求めて夏の移籍市場で「1年間の期限付き移籍」に出ると予想されていましたが、チームに残留。ただ、出場時間は皆無に近く、1月の移籍市場でチームを離れても不思議ではありません。
そのケーン選手に強い関心を示していると報じられているのはセリエAで18位に沈むボローニャです。
ボローニャは前半戦の19節を終えた時点でのチーム総得点は15。得点力不足に陥っており、降格圏に沈んでいます。残留には「得点力アップ」が必須であり、ケーン選手に白羽の矢を立てる可能性は大いにあると言えるでしょう。
なお、ボローニャ攻撃陣が 2018/19 シーズンの前半戦で残している成績は以下のとおりです。
ボローニャを率いるフィリッポ・インザーギ監督は 3-5-1-1 を採用しており、サンタンデール選手が CF として重用されています。前半戦を終えて5得点と「まずますの成績」を残していますが、攻撃陣全体で見ると物足りないことは否定できません。
セカンドトップで起用される選手のゴール数が少なく、インサイドハーフやウィングバックで起用されるオルソリーニ選手の2ゴールがチーム2位タイです。そのため、攻撃陣のテコ入れが残留に向けては必須だと断言できるでしょう。
ケーン選手が今季後半戦の活躍の場をボローニャに移すのか。冬の移籍市場での動きに注目です。