『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、ユベントスが今季ボローニャに期限付き移籍しているオルソリーニ選手を夏に現金化する可能性があるとのことです。大きな成長を見せているため、ターニングポイントであることは間違いないと言えるでしょう。
オルソリーニ選手は1997年1月生まれの22歳。ユベントスが2017年1月にアスコリ(セリエB)から保有権を獲得し、2017年夏にアタランタに2年間の期限付き移籍で加入しました。
ただ、イリチッチ選手の壁は高く、アタランタへの期限付き移籍は半年で終了。2018年1月に1年半の契約でボローニャに期限付き移籍をしていました。
2018/19 シーズン前半戦はフィリッポ・インザーギ監督が途中投入という形でオルソリーニ選手を起用し続けたため、2ゴール・2アシスト。チーム成績不振でミハイロビッチ監督が就任した後は 4-3-3 の右ウィングのレギュラーとして活躍し、以下の成績を残しています。
大会名 | 試 | 得点 | 時間 | |
---|---|---|---|---|
ボローニャ (出場時間率:54.2%) |
セリエA | 34 (18) | 8 (5) | 1862' |
イタリア杯 | 2 (1) | 2 (1) | 89' | |
合計 | 36 (19) | 10 (6) | 1951' |
第37節を終えた時点で8得点5アシスト。堂々たる成績と言えるでしょう。
ガゼッタ紙によりますと、ボローニャは「1400万ユーロの買取オプション」を有しており、行使の可能性が高いと見られています。ユベントスは「2000万ユーロの買い戻しオプション」を有しているとのことで、即座に買い戻して今夏に売却する場合もあり得るとのこと。
ヴェルディ選手(ナポリ)やポリターノ選手(インテル)といった得点力のあるウィンガーに「2000万ユーロ超の移籍金」が付いていますので、『獲得交渉時のカード』としても有用と言えるはずです。
期限付き移籍中のボローニャで予想を上回る成長を見せたオルソリーニ選手の去就をどうするのか。ユベントスのフロント陣が下す決断内容に注目です。