『スカイ・イタリア』によりますと、ユベントスからフィオレンティーナに期限付き移籍しているピアツァ選手が半年でローン期間を終了する可能性があるとのことです。状況を見守る必要があると言えるでしょう。

ピアツァ選手が 2018/19 シーズン前半戦にフィオレンティーナで記録した出場成績は下表のとおりです。
大会名 | 試 | 得点 | 時間 | |
---|---|---|---|---|
フィオレンティーナ (出場時間率:39.6%) |
セリエA | 16 (8) | 1 (1) | 677' |
全試合 | 19 | ー | 1710' |
出場時間率は約40%。キエーザ選手(3ゴール5アシスト)やシメオネ選手(4ゴール3アシスト)とともに強力3トップを形成することが期待されていましたので、期待外れの前半戦だったと言わざるを得ないでしょう。
また、フィオレンティーナは1月の移籍市場でムリエル選手をセビージャから期限付き移籍で獲得しています。そのため、ピアツァ選手の立場は前半戦以上に厳しくなることが予想されているのです。
フィオレンティーナは今季終了後にピアツァ選手を2000万ユーロで買い取るオプションを有していますが、現状では行使される見通しは限りなく低い状況です。ローンの早期打ち切りが出てくるのは自然な流れと言えるでしょう。
ピアツァ選手については「イングランドのフルハムが完全移籍での獲得を目指していること」が報じられています。フルハムは攻撃陣のテコ入れを必要としていますし、ユベントスが要求する移籍金を用意する資金力もあるからです。
その一方で「ユベントス復帰」も噂されています。これはクアドラード選手がひざの負傷で約3ヶ月の離脱が確実視される上、ケーン選手にも移籍の噂が絶えない状況です。そのため、「ピアツァ選手を呼び戻す」という選択肢を使う可能性は残されている状態です。
ピアツァ選手の立場が 2018/19 シーズン後半戦にどう変化するのかに注目です。