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Bチーム:マヴィディディのゴールでアレッサンドリアを下し、冬季中断期間を迎える

 冬季中断期間前の一戦となった 2018/19 セリエC第20節アレッサンドリア戦はマヴィディディ選手のゴールを守り切ったユベントスBチーム(= U-23)が 0-1 で勝利しました。

画像:ゴールを決めたマヴィディディに駆け寄るI・トゥレとディ・パルド

 試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。

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表1:出場選手一覧(2018/19 セリエC第20節 アレッサンドリア戦)
  選手名
GK 1: デル・ファベロ
DF 19: モレッリ
34: デル・プレーテ (C)
4: ザナンドレア
MF 18: ディ・パルド(→ 7' st. 24: コッコロ)
6: I・トゥレ
5: ムラトーレ(→ 37' st. 9: ブニーノ)
20: ベルアット
8: カスタノス
FW 11: マヴィディディ
14: オリビエリ(→ 23' st. 17: ザニマッキア)

 ジロネッリ監督は 3-4-1-2 を選択。出場停止処分が明けたムラトーレ選手がダブルボランチの一角に復帰、マヴィディディ選手とオリビエリ選手の2トップの背後にカスタノス選手が入る布陣で試合に臨みます。

 

 試合は6分、アレッサンドリアのサンティーニが思い切りの良いシュートで口火が切られる。対するユベントスは11分にベルアットからのクロスにマヴィディディが頭で合わせるも、シュートは枠の上。14分にはオリビエリが左45度から右足で狙うが、これも枠を捉えず先制とはならない。

 アレッサンドリアは16分に CK からのシュートが枠を捉えるも、これは GK デル・ファベロのセーブでこちらも均衡は破れず。

 すると、20分にスコアが動く。ユベントスはマヴィディディが中盤でボールを奪うと、オリビエリに預けてゴール前へのスプリントを開始する。マヴィディディはペナルティエリア手前でオリビエリからのラストパスを受けると右足を一蹴。このショートカウンターが決まり、ユベントスが先制に成功する。

 追いかける展開となったアレッサンドリアは25分と30分に縦の細かいパス交換からユベントスの守備網を突破し、決定的なシュートを放つも、デル・ファベロに防がれて同点ゴールとはならず。前半は 0-1 で終了する。

 ユベントスは49分にカスタノスが FK から直接狙うも、GK クッキエッティがキャッチ。アレッサンドリアは65分にデル・プレーテのスリップに乗じてボールを奪取したサンティーニに決定機が訪れたが、シュートを放つ直前にデル・ファベロがキックでクリアしてピンチの芽を摘み取る。

 その後、両チームともにゴールをあげることができずに迎えた86分、アレッサンドリアは右サイドから入れたクロスのクリアボールを胸トラップしたロッコがデル・ファベロとの1対1を手にする。だが、シュートはデル・ファベロが身体に当ててゴールを死守し、スコアは動かない。

 この直後にユベントスはブニーノのプレスからマヴィディディが相手陣内でボールを奪い、エリア内まで侵入する。ただ、シュートではなく、パスを選択したため、2点目をあげる機会を逸していまう。

 それでも、試合はこのまま 0-1 で終了。前半に決まったマヴィディディのゴールを守り切ったユベントスが勝点3を手にして冬季中断期間を迎えることとなった。

 

 なお、ジロネッリ監督は試合後に次のようにコメントしています。

マウロ・ジロネッリ監督:
「私達は落ち着いて休暇を迎えることができますし、最高の形で仕事ができています。素晴らしい前半を終えた後、私達は常に “その場” にいることができました。それから、後半は上手く試合を閉めることができていたと思います。

 ですが、私が見ていることは私達がこのカテゴリの現実に見せつけられたということです。最初の数ヶ月は苦しみました。ですが、今はギアチェンジをしたことが見られますし、それは特筆に値すべきことだと言えるでしょう」

 

 過密日程が組まれた序盤の2ヶ月は勝点を積み重ねることができていたものの、週1試合のペースに落ち着いた11月は泥沼の5連敗を喫するなど苦しむこととなりました。ただ、守備が安定した12月からは持ち直しましたので、まずますの前半戦と言えるでしょう。

 ちなみに、第19節プロ・ピアチェンツァ戦は没収試合となったことがリーグ機構から発表(PDF)され、ユベントスが 3-0 で勝利したことになっています。それを踏まえた順位表は以下のとおりです。

順位表:2018/19 セリエC・グループA(第20節終了時)
  チーム名 勝点 得失
1 プロ・ベルチェッリ 18 10 6 2 36 +12
9 プロ・パトリア 20 7 6 7 27 -2
10 ノバーラ 19 5 11 3 26 +8
11 ユーヴェB 20 7 3 10 24 -1
18 アルツァケーナ
(勝点:-1)
20 5 0 15 14 -21
19 プロ・ピアチェンツァ
(勝点:-3)
18 5 1 12 13 -18
20 ルッケーゼ
(勝点:-11)
19 4 11 4 12 +4

 Bチームは7勝3分10敗(勝点24)で前半戦を終了。昇格プレーオフ圏までは1勝分の差となっています。トップハーフでシーズンを終える力があることを示せただけに、大崩れしないことが課題となるでしょう。

 

 Bチームの冬季中断期間明け初戦は1月20日に予定されている 2018/19 セリエC第21節カッラレーゼ戦です。上位に付けるチームを相手にどういった内容の試合ができるまでにチーム力が上がっているのかに注目です。