2018/19 セリエC第16節が開催され、アウェイでオルビアと対戦したユベントス・Bチーム(= U-23)は89分のブニーノ選手の劇的ゴールで 0-1 の勝利を手にしました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: デル・ファベロ |
DF | 34: デル・プレーテ (C) 2: アンデルセン 24: コッコロ |
MF | 19: モレッリ(→ 18' st. 18: ディ・パルド) 8: カスタノス 5: ムラトーレ(→ 35' st. 7: エマニュエッロ) 6: I・トゥレ 3: ザッパ(→ 15' st. 20: ベルアット) |
FW | 9: ブニーノ 11: マヴィディディ(→ 35' st. 14: オリビエリ) |
ジロネッリ監督は 3-5-2 を選択。ミッドウィークに開催される試合ということもあり、前節のピサ戦から7選手を入れ替えて試合に臨みます。
試合は6分に右サイドから侵入したデル・プレーテが左足で放ったシュートがファーポストをかすめる展開で始まる。対するオルビアは13分にラガツの枠内シュートで応戦する。
ユベントスは25分にブニーノが独力で持ち込んでシュートを放つが、これも枠を捉えず。
一方のオルビアは30分過ぎに2度の枠内シュートでデル・ファベロを襲ったが、どちらも冷静なセービングを受け、こちらも均衡を破ることができない。前半は両チーム共に譲らず、0-0 で折り返すこととなる。
後半、先に決定機を得たのはユベントス。55分に右サイドのモレッリからのクロスに飛び込んだムラトーレが左足で合わせたが、シュートを枠に飛ばすことができず、決定機を逃してしまう。
78分には右サイドからのクロスをオルビアの DF がクリアミスをし、浮き球がブニーノの所に飛ぶ。これを右足ボレーで狙ったが、シュートは相手 GK マルソンがストップ。ユベントスは思わぬ形で手にした絶好機を活かし切ることができない。
対するオルビアは後半に効果的な攻めを見せることができず。ゴールレス・ドローが現実味を帯びた89分に遂に試合が動く。
右サイドの深い位置からの折り返しを中央に侵入したI・トゥレが右足で狙うも、シュートはクリーンヒットせず。しかし、ブニーノへの絶好のラストパスとなり、これをブニーノが右足で決め、試合終了間際にユベントスが先制に成功する。
すると、ユベントスは91分にエマニュエッロがロングシュートで脅かすと、93分にはロッティがハイボールの処理を誤ったところをオリビエリがボール奪取からゴールに突進するなど最後まで集中力を切らさない。
試合はこのまま 0-1 で終了。試合終了間際に決まったブニーノのゴールでユベントスが勝点3を持ち帰ることに成功した。
第16節を終えた時点でのユベントス・Bチームの成績は5勝2分9敗(勝点17)。残留争いの目安が「勝点40」になっていることを踏まえると、折り返しの第19節までに勝点20を獲得できそうな位置に付けているは大きいと言えるでしょう。
Bチームの次戦は12月16日(日)に開催予定のセリエC第17節ゴッツァーノ戦です。中3日で迎える一戦となるため、ジロネッリ監督は再びメンバーを入れ替えることが予想されます。
前線の FW ではブニーノ選手が2試合連続ゴールと結果を残し始めているだけに、ジロネッリ監督がどのようにチームを熟成させていくのかに注目です。