2018/19 セリエＣ第18節が行われ、ヴィルトゥス・エンテッラと対戦したユベントス・Ｂチーム（= U-23）は 1-0 で競り敗け、今季リーグ戦10敗目を喫しました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
| 選手名 | |
|---|---|
| GK | 1: デル・ファベロ |
| DF | 34: デル・プレーテ (C) 2: アンデルセン 4: ザナンドレア |
| MF | 18: ディ・パルド（→ 38' st. 19: モレッリ） 7: エマニュエッロ（→ 27' st. 6: Ｉ・トゥレ） 8: カスタノス 20: ベルアット |
| FW | 10: マテウス・ペレイラ（→ 33' pt. 17: ザニマッキア） 11: マヴィディディ（→ 27' st. 32: ペトレッリ） 14: オリビエリ（→ 38' st. 25: ポッゼボン） |
ジロネッリ監督は 3-4-1-2 を選択。ムラトーレ選手を累積警告で起用できないため、エマニュエッロ選手とカスタノス選手がダブルボランチを組み、マテウス・ペレイラ選手がトップ下を務める布陣で試合に臨みます。
試合は5分に右サイドからのパスを受けたカトゥラーノが反転シュートを放ち、ザナンドレアが身体に当てて CK に逃れるというエンテッラのペースで始まる。
勢いを保ったエンテッラは12分に浮き球パスをエリア内でモタのトラップが流れたところを左サイドを並走してきたニッツェットが左足シュートで角度のないところから GK デル・ファベロを打ち破り、先制に成功する。
対するユベントスは30分に最終ラインからのロングフィードのクリアボールを回収したマヴィディディが放った左足シュートが枠を捉えたが、シュートに力はなく、相手 GK マッソーロに難なくキャッチされてしまう。
エンテッラは32分に FK から決定的なシュートを2度放つも、どちらもデル・ファベロの好セーブで追加点を手にすることはできない。それでも、このプレーで得た CK からネットを揺らしたが、オフサイドでゴールは認められず、前半は 1-0 で折り返すこととなる。
後半に入っても、エンテッラが主導権を握る展開は変わらない。
ユベントスは73分にカスタノスのロングシュートが枠を捉えたが、マッソーロが CK に逃れ、同点とはならず。一方のエンテッラもカウンターでユベントスゴールに迫るものの、ディアウが83分に放ったシュートがクロスバーを叩いた他はチャンスを作り出せず。
結局、試合はこのまま終了。前半の1点を守り切ったＶ・エンテッラが勝点3を積み重ねことに成功し、ユベントスは今季10敗目を喫することとなった。
なお、ジロネッリ監督は試合後に次のようにコメントしています。
マウロ・ジロネッリ監督：
「選手たちはカテゴリーを理解し、良いパフォーマンスを見せてくれています。今日も起きてしまいました。スタートは悪かったのですが、良いリアクションを見せました。
対戦相手の価値を考えると、ポジティブなパフォーマンスでした。エンテッラを相手にオープンな展開でボディーを打ち合ったのですから」
“隠れ首位” に位置するＶ・エンテッラが相手でしたので、結果と内容で圧倒されていても仕方のない対戦でした。1-0 で敗れたものの、互角に近い内容に持ち込めたことは高く評価されるべきでしょう。
重要なのは「エンテッラ戦で得た良い感触を次節に活かすこと」です。
Ｂチームの次節は12月27日（木）に実施予定の 2018/19 セリエＣ第19節プロ・ピアチェンツァ戦です。ただ、プロ・ピアチェンツァはスタジアムの家賃滞納で、第18節（プロ・ベルチェッリ戦）が延期となっており、対戦が行われるかが不透明な状況となっています。
外野の “雑音” に気を取られることなく、Ｂチームが次戦で勝点を積み重ねることができるのかに注目です。
