2018/19 セリエC第22節が行われ、クーネオと対戦したユベントス・Bチームは 2-1 で敗れ、2019年の公式戦初勝利とはなりませんでした。

試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: デル・ファベロ |
DF | 34: デル・プレーテ (C) 2: アンデルセン(→ 1' st. 13: アルチビアーデ) 24: コッコロ |
MF | 18: ディ・パルド(→ 1' st. 17: ザニマッキア) 7: エマニュエッロ(→ 24' st. 14: オリビエリ) 6: I・トゥレ(→ 1' st. 5: ムラトーレ) 20: ベルアット(→ 25' st. 3: ザッパ) 8: カスタノス |
FW | 9: ブニーノ 11: マヴィディディ |
ジロネッリ監督は前節カッラレーゼ戦と同じ 3-4-1-2 を採用し、GK を含めた4選手をターンオーバーして第22節クーネオ戦を迎えます。
厳しい寒さの中で行われた試合はホームのクーネオが良い入りを見せる。6分に左サイドからの FK をファーサイドで合わせたシュートが枠を捉えるなど、サイド攻撃で GK デル・ファベロを忙しくさせる。
ユベントスが攻めに迫力を欠く中で、先手を奪ったのはクーネオ。32分に左サイドから攻め上がり、ユベントスの守備陣がクリアし切れなかったボールをボッブがミドルシュート。シュートはデル・ファベロが手に当てたものの、ボールはゴール内に吸い込まれ、GK のセーブミスという形でクーネオが1点をリードする。
クーネオは34分にポストプレーに反応したボッブが抜け出しに成功して左足でシュートを決めるも、これはオフサイドの判定でゴールは認められず。それでも、クーネオは1点のリードで前半を折り返す。
ジロネッリ監督は後半開始と同時に3人交代を行い、展開の打開を試みるも、積雪にも阻まれて流れを手にすることができない。
すると、57分には左 CK からジッシに決められ、リードを2点に広げられてしまう。だが、ユベントスも73分に途中出場のザッパのクロスにブニーノがスライディングで合わせ、1点を返すことに成功する。
同点を狙って攻勢を強めたユベントスは88分に再び左サイドのザッパがクロスを入れ、これを中央のオリビエリがヘディングで狙う。しかし、シュートはジャストミートせず、ボールは枠の上へと外れてしまう。
結局、試合はこのまま 2-1 で終了。ユベントス・Bチームの2019年初勝利はまたもお預けとなった。
なお、ジロネッリ監督は試合後に次のようにコメントしています。
マウロ・ジロネッリ監督:
「私達はもっとアグレッシブになるべきでした。競争力、フィジカル、キャラクターでクーネオが秀でていました。常に私達の前でボールに触れ、中盤でジャンプしており、私達は不十分でした。
もちろん、積雪での中断後のゴールは足が切れていましたが、私達は正しいアプローチができていなかったのです。クーネオは私達よりもハングリーでした」
クーネオ戦での内容が悪かったのは後半開始と同時に3選手を交代していることから読み取ることができます。この点をどのように修正するかが次節の課題と言えるでしょう。
Bチームの次戦は1月27日に実施予定のセリエC第23節ノバーラ戦です。昨シーズンまでセリエBに所属していたチームを相手から勝点を獲得することができるのかに注目です。