2018/19 セリエC第17節が開催され、ゴッツァーノと対戦したユベントス・Bチーム(= U-23)はスコアレスドローで試合を終え、勝点1を積み重ねました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: デル・ファベロ |
DF | 34: デル・プレーテ (C) 2: アンデルセン 4: ザナンドレア |
MF | 18: ディ・パルド 8: カスタノス 5: ムラトーレ(→ 39' st. 7: エマニュエッロ) 20: ベルアット(→ 20' st. 24: コッコロ) |
FW | 10: マテウス・ペレイラ(→ 28' st. 17: ザニマッキア) 9: ブニーノ(→ 28' st. 14: オリビエリ) 11: マヴィディディ(→ 39' st. 25: ポッゼボン) |
ジロネッリ監督は 3-4-3 を選択。I・トゥレ選手が不在の中盤はダブルボランチに戻し、前線は久しぶりに先発復帰したマテウス・ペレイラ選手が3トップの一角を占める布陣で試合に臨みます。
霧が立ち込めたアレッサンドリアのスタディオ・ジュゼッペ・モッカガッタで行われた試合で狙いどおりの展開に持ち込んだのはゴッツァーノ。右サイドからのクロスを GK と DF の間に落とすことで決定機を作ろうとするも、GK デル・ファベロの良い判断でシュートにまでは持ち込めない。
一方のユベントスは相手ゴールを脅かす場面がほとんどなく、41分にゴール正面のやや距離のある位置から得た FK からマテウス・ペレイラが放ったシュートが枠の右へと外れた場面が最大の見せ場で前半を終了する。
それでも、52分に右サイドからのスローインを受けたマテウス・ペレイラの左足シュートがファーポストをかすめると、直後の53分には最終ラインのフィードに反応したマテウス・ペレイラが相手 DF ラインを突破。折り返しに中央で走り込んだブニーノが合わせようとするも、相手 DF に押されたことでシュートは枠の上へと外れてしまう。
対するゴッツァーノは右サイドからのクロスを軸に反撃しようとするも、前半ほどの脅威を感じさせることはできず、流れを引き戻すことはできない。
ユベントスは71分にマテウス・ペレイラのミドルシュートが枠を捉えたが、これは相手 GK カサディがセーブ。両チームともに均衡を破ることができずに試合は終盤に突入する。
すると、ゴッツァーノは85分に左サイドからのクロスをファーサイドで落として最後はリベルタッツィが頭で押し込んだが、リベルタッツィのポジションがオフサイドでゴールは認められない。
アディショナルタイムにユベントスは最後の猛攻を仕掛けるも、ゴッツァーノ守備陣をこじ開けることは最後までできず。結局、試合は 0-0 で終了。両チームともに勝点1を分け合うこととなった。
なお、ジロネッリ監督は試合後に次のようにコメントしています。
マウロ・ジロネッリ監督:
「私は後半に見せた内容のチームをより好みます。私達はスムーズな操作を見せていましたし、危険な場面におけるコントロールもできていました。前半はバタバタし過ぎましたが、その後は試合を楽しんでいるように見えました。
私達は直近4試合で3度目となるクリーンシートを持ち帰ることになります。これは私達が継続性とバランスを遂に見出したということです。
こうした形で自信を手にするということは選手たちにとって重要なことなのです」
ゴールを決めることはできなかったのですが、決定機は相手チームよりも多く作ることができていました。また、守備面においては良いバランスが保てていることで、強固なものに変化したことが収穫点です。
Bチームの次節は12月23日(日)に予定されているセリエC第18節エンテッラ戦です。
「セリエBへの昇格」を要求してリーグ戦をボイコットしていた今季の序盤に元イタリア代表のカッサーノ選手が一時的に在籍していたチームです。セリエCのグループAで優勝が狙えるチームであることに変わりはないため、強豪を相手にBチームがどのような戦いを見せるのかに注目です。