来週のミッドウィークに UEFA ユースリーグが行われる関係で23日(金)に開催された 2018/19 カンピオナート・プリマベーラ第9節アタランタ戦で、ユベントス・プリマベーラは 1-5 の大敗を喫しました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: ロリア (C) |
DF | 6: カペッリーニ(→ 1' st. : バンデイラ) 4: ジョアン・セラン 2: マコウン 3: アンツォリン |
MF | 11: ポルタノーバ(→ 15' st. : マルコビッチ) 5: モッローネ(→ 30' st. : レオネ) 8: ニコルッシ |
FW | 7: モンジアーロ(→ 15' st. : ピネッリ) 9: ペトレッリ 10: パブロ・モレーノ(→ 1' st. : フレデリクセン) |
バルディーニ監督は 4-3-3 を選択。カペッリーニ選手を右 SB に起用し、前線3トップはモンジアーロ、ペトレッリ、パブロ・モレーノの3選手を起用する布陣で首位アタランタ戦を迎えます。
雨のビノーボで行われた試合はユベントスが4分にアンツォリン選手の折り返しをペトレッリ選手が狙うという良い入りを見せる。しかし、アタランタもユベントスの緩い守備を突き、13分には枠内シュートでリズムを取り戻す。
スコアが動いたのは25分。アタランタはジョアン・セラン選手をサイドに釣り出して生まれたスペースを突くことでエリア内に侵入することに成功。最後は右サイドのクルセフスキ選手がファーサイドに流し込み、アタランタが先制する。
アタランタは30分にカンビアギ選手のシュートがポストを直撃。対するユベントスは37分にペトレッリ選手が強引にエリアに侵入してシュートを放つも、DF に当たったシュートは相手 GK に掻き出され、同点に追いつくことはできない。
すると、43分にポストプレーの落としに絶妙なタイミングで反応したゾルティア選手に決められ、リードを2点差に広げられてしまう。
バルディーニ監督は後半開始と同時に2枚替えを敢行するも、アタランタに大きく傾いた流れを取り戻すことはできない。51分にはコルパーニ選手に自陣中央からのロングドリブルを許した上、ペナルティーアーク付近からの左足シュートで3失点目を喫してしまう。
ユベントスは62分に途中出場のバンデイラ選手からのクロスをペトレッリ選手が決め、一矢報いることに成功する。
しかし、73分にピッコーリ選手、77分にはコルパーニ選手と立て続けにゴールを許したことで反撃のムードは潰えてしまう。結局、試合は 1-5 で終了。守備陣系が間延びしたところをアタランタに突かれたことで大量得点を許し、厳しい現実を見せつけられてしまった。
試合の反省点は「守備の際に生まれたスペースをアタランタに効果的に使われ続けた」に尽きます。速攻を受けた際にスピードダウンをしたかったのですが、それが全くと言っていいほど機能しておらず、大敗を喫する原因となってしまいました。
2失点目を許す直前には最終ラインからのパスをカットされるなど、集中力が切れたプレーが散見されたことも反省点としなければなりません。
プリマベーラの次戦は11月27日(火)に実施予定の UEFA ユースリーグ第5節バレンシア戦です。直近の公式戦6試合で失点を許しているだけに「クリーンシートの達成」を目指す必要があると言えるでしょう。
バルディーニ監督が守備の綻びが目に付き始めたプリマベーラをどのように立て直しを図るのかに注目です。