2018/19 カンピオナート・プリマベーラ第26節が行われ、アウェイでフィオレンティーナと対戦したユベントスは2点を先行されるも試合終了間際の得点で追いつき、勝点1を獲得しました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: ロリア (C) |
DF | 2: ローザ(→ 1' st. : バンデイラ) : カペッリーニ : ブラセンコ 3: アンツォリン |
MF | 11: ポルタノーバ : モッローネ(→ 25' st. : アハマダ) : フランコフォンテ(→ 36' st. : ペンナー) |
FW | : モンジアーロ(→ 25' st. 22: ペトレッリ) 9: マルコビッチ : セネ(→ 1' st. : フレデリクセン) |
バルディーニ監督 4-3-3 を選択。カペッリーニ選手とブラセンコ選手が CB でコンビを組み、前線はモンジアーロ、マルコビッチ、セネの3選手で試合に臨みます。
先手を取ったのはフィオレンティーナ。12分にメリ選手が縦に展開すると左サイドから駆け上がったコッフィ選手が左足シュートをファーサイドのネットに突き刺し、フィオレンティーナが1点を先制する。
ビハインドを背負ったユベントスは反撃に出ようとするも、攻撃のリズムが噛み合わない。逆にコッフィ選手のスピードに翻弄され、危ないシーンを作られるなど流れを変えることができない。
それでも、何とか1点のビハインドで前半を終えたバルディーニ監督は後半開始と同時に2枚替えを敢行。攻撃陣のテコ入れを図る。
しかし、先に得点したのはフィオレンティーナ。62分にベロコ選手が左サイドから中央に切れ込むとフィジカルを活かしてキープしたところから左足シュートを決め、リードを2点に広げる。
ここでバルディーニ監督はペトレッリ選手を投入し、2トップでゴール前に人数をかけて攻勢を強める。攻め続けたユベントスは88分にアンツォリン選手からのクロスにマルコビッチ選手が合わせて1点を返す。
すると、ユベントスは90分にアハマダ選手のロングフィードにペトレッリ選手が反応してボールを回収。ペンナー選手とのワンツーをエリア内に侵入したペトレッリ選手が右足でワンタッチシュートを決め、ユベントスが同点に追いつく。
この後、両チームともにアディショナルタイムで勝ち越すことはできず。試合は 2-2 の引き分けで終わった。
2点のビハインドを背負って試合最終盤を迎えた中でも気持ちが折れずに戦い続けた姿勢は大きく評価されるべき点だと言えるでしょう。失点の場面はいずれも「個のフィジカル」が決定打となっており、過度なまでにナーバスになる必要はありません。
前節エンポリ戦での散々な内容からは大きな進歩が見られていますので、この点は評価する必要があるでしょう。
プリマベーラの次戦は5月3日(金)に予定されているカンピオナート第27節ウディネーゼ戦です。フィオレンティーナ戦の流れを活かして久しぶりの勝利を手にすることができるのかに注目です。