現地29日に 2018/19 カンピオナート・プリマベーラ第6節インテル戦が行われ、試合終盤に2得点をあげて追いついたユベントスが 3-3 の引き分けに持ち込みました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: ロリア (C) |
DF | 2: バンデイラ 5: ゴッツィ・イウェル(→ 25' st. 23: ピネッリ) 6: ジョアン・セラン 3: アンツォリン |
MF | 11: ポルタノーバ(→ 32' st. 21: レオネ) 4: マコウン 10: ニコルッシ(→ 32' st. 20: マルコビッチ) |
FW | 8: フレデリクセン(→ 25' st. 17: ファジョーリ) 9: ペトレッリ 7: モンジアーロ(→ 1' st. 22: ディ・フランチェスコ) |
バルディーニ監督は 4-3-3 を選択。ミッドウィークにユナイテッド戦があった関係で、カペッリーニ選手やファジョーリ選手といった主力をベンチスタートとする布陣で試合に臨みます。
ピッチに水が浮く状況で行われた試合は開始直後から激しく動く。まずは3分、インテルは右 CK からサルセド選手が右足ボレーで合わせ、先制に成功する。
対するユベントスは7分、モンジアーロ選手が左サイドから入れたクロスをポルタノーバ選手が中央でトラップ。これを右サイドでフリーになっていたフレデリクセン選手が切り返しから左足シュートでゴールを撃ち抜き、ユベントスが同点に追いつく。
次に決定機を手にしたのはインテル。14分にボックスの角でコリーディオ選手がマコウン選手に倒されたとして、PK を獲得する。しかし、コリーディオ選手が蹴った PK はロリア選手に動きを読まれていたこともあり、クロスバーを直撃。こぼれ球もジョアン・セラン選手のブロックで防がれ、勝ち越すことはできず。
前半は 1-1 で折り返すこととなる。
迎えた後半、先にスコアを動かしたのはインテル。49分にグラッシーニ選手が右サイドを突破してクロスを入れるが、これはユベントスの守備陣に防がれてしまう。ただ、ジョアン・セラン選手が蹴り出した先に待ち構えていたサルセド選手のシュートが決まり、インテルが1点を勝ち越す。
すると、インテルは60分にゴッツィ・イウェル選手からのパスを受けたジョアン・セラン選手がトラップでボールを浮かせたところをロリッチ選手がボール奪取に成功。一気にゴール前へと進む。最後はサルセド選手がゴールを決め、インテルがリードを2点差に広げる。
ところが、試合終了間際に試合が大きく動く。まずは86分にユベントスは右 CK からインテル守備陣がクリアしたボールをジョアン・セラン選手が頭でゴール右上に決め、1点差に詰め寄る。
直後の87分にはペトレッリ選手のミドルシュートが枠を捉え、同点の雰囲気が漂い始める。すると、89分にピネッリ選手が左サイドから入れたクロスに逆サイドの大外から飛び込んだディ・フランチェスコ選手が頭で合わせ、土壇場で 3-3 の同点に追いつくことに成功する。
結局、試合はこのまま 3-3 で終了。残り5分から2点を決めて同点に追いついたユベントスがインテルとのイタリア・ダービーで勝点1を獲得した。
集中力を少し欠いたことで与えた失点もあっただけに、勝点を持ち帰れたことは評価すべきでしょう。
ミスがらみの失点は減らせる可能性は大きいものです。そのため、これが守備における今後の大きな課題と言えるでしょう。プリマベーラの次節はカンピオナート第7節パレルモ戦です。
良い集中力を保ったプレー内容を示すことができるのかに注目です。