2018/19 カンピオナート・プリマベーラ第20節が行われ、アウェイでキエーボと対戦したユベントスは1点を先制されるも前半の間に逆転に成功し、最終的に 1-5 での勝利しました。
出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: ロリア (C) |
DF | 2: バンデイラ 4: ゴッツィ・イウェル 6: マコウン(→ 17' pt. : カペッリーニ) 3: アンツォリン |
MF | 11: ポルタノーバ 5: モッローネ(→ 30' st. : ペンナー) 10: L・フェルナンデス(→ 14' st. : レオネ) |
FW | 8: セネ(→ 14' st. : ディ・フランチェスコ) 9: マルコビッチ(→ 30' st. : ピネッリ) 7: モンジアーロ |
バルディーニ監督は 4-3-3 を選択。ウクライナ遠征を終えた後ということもあり、前線を中心にターンオーバーを実施して試合に臨みます。
試合は6分に右サイドのスローインを受けたピナ・ヌネス選手が入れたクロスを走り込んだベルタニョーリ選手が押し込み、キエーボが1点を先制する。
対するユベントスは19分に右サイドからクロスを入れると、中央でポルタノーバ選手が受ける。これをさらに中央で待っていたセネ選手にラストパスを出し、セネ選手が決めて同点に追いつくことに成功する。
ユベントスは40分に中央でパスを繋ぎ、マルコビッチ選手からのパスを受けたモンジアーロ選手が左サイドに展開。これをモッローネ選手が右足アウトサイドでゴールを決め、前半を 1-2 と逆転して折り返す。
後半、先にスコアを動かしたのはユベントス。49分にL・フェルナンデス選手がドリブルで持ち上がり、右サイドを並走するポルタノーバ選手に展開。ポルタノーバ選手からのクロスにマルコビッチ選手が合わせ、ユベントスがリードを2点差に広げる。
対するキエーボは56分に絶好機を迎えるが、シュートはユベントス DF 陣の身体を張った守備に防がれてしまう。
試合はこのまま終盤を迎えると、84分にユベントスは右 CK をショートコーナーで再開させると、バンデイラ選手が入れたクロスにゴッツィ・イウェル選手が頭で合わせて4点目を決める。
ユベントスは94分に獲得した PK をポルタノーバ選手が決めて5点目。試合はこのまま 1-5 で終了。1点を先制されるも、5得点を奪ったユベントスが逆転勝利した。
前半でマコウン選手の途中交代を余儀なくされるアクシデントに見舞われましたが、先制された試合を前半の間に逆転できたことは大きいと言えるでしょう。
先制点を許した場面では「クリアする」というプレーを徹底することで防げる可能性があるものでした。この点は次節に向けた改善点になります。
一方の攻撃については良い形で連携が見られる点が収穫事項です。怪我から復帰したレアンドロ・フェルナンデス選手が中盤で推進役として機能しており、順調に回復していることが窺い知れます。
プリマベーラの次戦は3月2日(土)に予定されているカンピオナート第21節インテル戦です。イタリア・ダービーで良いパフォーマンスを示すことができるのかに注目です。