2018/19 カンピオナート・プリマベーラ第11節が行われ、フィオレンティーナと対戦したユベントスは2点のリードを許すも、ペトレッリ選手などのゴールで 3-2 で逆転勝ちを納めました。

試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: ロリア (C) |
DF | 7: メネギーニ(→ 15' st. : バンデイラ) 5: ジョアン・セラン(→ 1' st. 14: ゴッツィ・イウェル) 2: カペッリーニ(→ 40' st. : マコウン) 3: スピナッツォーラ |
MF | 11: ポルタノーバ 6: レオネ 4: ニコルッシ(→ 1' st. 20: ファジョーリ) |
FW | 10: パブロ・モレーノ(→ 22' st. : フランコフォンテ) 9: ペトレッリ 8: モンジアーロ |
バルディーニ監督は 4-3-3 を選択。トップチームのスピナッツォーラ選手が調整のために先発メンバーに入り、ヤングボーイズ戦を念頭にターンオーバーが採用された布陣で試合に臨みます。
試合は5分、フィオレンティーナがユベントスの左サイドを突破。メリ選手が放ったシュートは GK ロリア選手がストップしたものの、こぼれ球をモンシャル選手が押し込んでフィオレンティーナが先制する。
フィオレンティーナは26分に最終ラインからの縦パスをカットして、クロスを入れるとロンゴ選手が中央で合わせ、リードを2点に広げる。
2点のビハインドを背負ったユベントスは36分に反撃。相手陣内の深い位置で得たスローインをポルタノーバ選手が落としたところをペトレッリ選手が左足で流し込み、1点を返すことに成功する。
ユベントスは1点ビハインドで折り返した後半は先に決定機を手にする。53分にフィオレンティーナの横パスをカットしたファジョーリ選手がドリブルでペナルティエリア内まで侵入してシュート。これが決まり、ユベントスが同点に追いつく。
勢いに乗ったユベントスは55分にクロスのクリアボールを左サイドで回収し、エリア内で待っていたファジョーリ選手に預ける。ファジョーリ選手のシュートは相手 GK にセーブされたが、こぼれ球をポルタノーバ選手が押し込み、逆転に成功する。
ユベントスはパブロ・モレーノ選手に追加点のチャンスがあったものの、決めることはできず。対するフィオレンティーナもロンゴ選手に同点のチャンスが訪れたものの、こちらも GK ロリア選手の活躍で追いつくことはできず。
結局、試合はこのまま 3-2 で終了。後半に2得点をあげて逆転に成功したユベントスが勝点3を積み重ねることに成功した。
なお、バルディーニ監督は試合後に次のコメントを残しています。
フランチェスコ・バルディーニ監督:
「前半は少し複雑な時間を過ごしました。多くの仕事があり、欠場者も多くいたのですから、簡単な時間ではありません。ただ、私達は成長し、成熟しているのですから私はハッピーです」
確かに失点はどちらも「軽率」と言えるプレーが発端となっていましたので反省点でしょう。ただ、2点のビハインドを背負っても気落ちすることなく、劣勢を覆したという結果は評価されるべきことです。
後半開始と同時の選手交代で流れを掴み、逆転にまで持ち込んだのですから自信が持てる試合になったと思われます。
プリマベーラの次戦は12月12日(水)に行われる UEFA ユースリーグ第6節ヤングボーイズ戦です。ユナイテッドとの直接対決の結果でグループ2位が確定している中で、バルディーニ監督が試合をどのように位置付けて戦うことになるのかに注目です。