ユベントスは公式サイト上で「ジュゼッペ・マロッタ GM 兼 CEO が10月25日で役職から外れる」とのマロッタ GM の声明を発表いたしました。ナポリ戦後に発表された声明の内容を紹介いたします。
ジュゼッペ・マロッタ GM:
「クラブをリニューアルの時期を迎えています。CEO としての私の任務は10月25日までであり、私の名前は月曜日に発表される取締役の中にはありません。
当面の間は GM 職に留まります。ですが、憶測を避けるために声明を発表しました。近日中にアニェッリ会長と私のポジションを評価することになるでしょう。
成功に満ちた素晴らしい8年間でしたし、ユベントスはいつまでも私の心の中に残り続けます」
詳細は未発表ですが、おそらく方向性の(アニェッリ会長と経営方針の)相違などが生じたことが理由でしょう。
マロッタ GM は「健全経営」を重視するタイプで、大型補強にはあまり積極的ではありません。イグアイン選手やロナウド選手の獲得時に名前が出ていたのはパラティーチ SD の方であり、「方向性の違い」を理由にマロッタ GM が辞任を申し出たとしても不思議ではないからです。
現状のクラブ公式発表では「CEO 職を外れる」ことは認めていますが、退任の発表はありません。
しかし、マロッタ GM の声明は “実質的なお別れのメッセージ” ですから、ユベントスの株主総会でマロッタ GM 兼 CEO がチームを離れることは既定路線と言えるでしょう。
クラブの成長に大きな貢献をしてきたマロッタ GM という功労者がチームを離れることは「晴天の霹靂」と言えるはずです。この思わぬハプニングをユベントスがどのように乗り越えるのかに注目です。