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ユベントス、親会社の EXOR (エクソール)に取締役会および監査役会のメンバーリストを示す

 ユベントスは公式サイト上で親会社の EXOR (エクソール)に取締役会と監査役会の構成メンバーをリストとして提出したと発表いたしました。マロッタ GM とアルド・マッツィア CEO が取締役会から外れています。

画像:Juventus HQ

 リストに掲載されている取締役は以下のとおりです。

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  • 取締役:
    • アンドレア・アニェッリ(会長)
    • パベル・ネドベド(副会長)
    • マウリツィオ・アッリバベーネ(マーケティング部門)
    • フランチェスコ・ロンカーリア(投資部門)
    • エンリコ・ベラーノ(EXOR の最高財務責任者)
  • 社外取締役:
    • パオロ・ガリンベルティ(元RAI会長、ジャーナリスト)
    • アッシア・グラジオーリ=ベニエ(VCアドバイザー)
    • ケイトリン・ヒューズ(戦略コンサルタント)
    • ダニエラ・マリルンゴ

 ユベントスは11名の取締役で構成されていたのですが、ジュゼッペ・マロッタ GM 兼 CEO とアルド・マッツィア CEO の2人が取締役会のメンバーから外れることになりました。

 前者はスポーツ部門の CEO、後者は財務部門の CEO (= CFO)として役割分担がされていました。CEO の肩書きを持っていた2名が揃ってクラブを離れることになり、変革期を迎えていると言えるでしょう。

 

 アニェッリ会長は現地1日に行われたリーグの会合で以下の3つを柱にすると述べています。

  • スポーツ部門:ファビオ・パラティーチSD
  • 収益部門:ジョルジョ・リッキCRO
  • 会計・IR・技術・購買など:マルコ・レ財務部長

 ただ、マロッタ GM やマッツィア CEO が勤めていた CEO は「上述の3部門を統括する役割」です。CEO の役職が消えたことで、どのような組織再編が行われるのかには言及されていません。

 株主総会まで「新組織の全容」は見えてこないと思いますが、『拡大路線』に拍車がかかることは間違いないでしょう。

 

 10月末の株主総会で、クラブの組織がどのような形に変更されるのかに注目です。