2018/19 セリエＣ第3節が行われ、クーネオをホームに迎えたユベントス・Ｂチーム（= U-23）はマテウス・ペレイラ選手のドッピエッタなどで 4-0 で勝利し、リーグ戦初白星を記録しました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
| 選手名 | |
|---|---|
| GK | 1: デル・ファベロ |
| DF | 19: モレッリ 2: アンデルセン 24: コッコロ |
| MF | 18: ディ・パルド（→ 43' st. 27: カメライ） 8: カスタノス (C) 6: Ｉ・トゥレ（→ 43' st. 16: ニコルッシ） 20: ベルアット |
| FW | 10: マテウス・ペレイラ 11: マヴィディディ（→ 15' st. 9: ブニーノ） 17: ザニマッキア（→ 22' st. 5: ムラトーレ） |
ジロネッリ監督は 3-4-3 を継続。前節カッラレーゼ戦からは CB のコッコロ選手、両 WB （ディ・パルド選手とベルアット選手）、マテウス・ペレイラ選手ら4選手を入れ替えた陣容で試合を迎えます。
試合は序盤にクーネオが蹴り出したボールをベルアットがクリアに失敗し、枠内シュートを打たれる危ない展開で幕を開ける。しかし、先にスコアを動かしたのはユベントス。
22分にマヴィディディが左サイドを突破してクロスを入れると、中央にフリーで走り込んだマテウス・ペレイラが右足で合わせ、ユベントスが先制する。
ユベントスは38分にはセンターライン付近でボールカットに成功したカスタノスの超ロングシュートが枠を捉えるが、相手 GK マルコーネが CK に逃れ、追加点とはならず。それでも、ユベントスは1点のリードを持って前半を折り返す。
後半になると、追いつきたいクーネオが積極的に攻め、ユベントス・ゴールを脅かす。49分、ユベントスの右サイドでのパスミスからボールを奪ったベルトルディが枠内シュート。これはデル・ファベロが防ぎ、同点とはならない。
その後も、攻め続けたクーネオだったが、決定力を欠いたため、徐々に勢いを失ってしまう。63分にはカソがエリア内でシミュレーションで警告が出されるなど、歯車が噛み合わない。
すると、75分にユベントスは右サイドをカウンターでブニーノが持ち上がり、中央へクロス。フリーで走り込んだマテウス・ペレイラが左足で合わせ、ユベントスがリードを2点に広げる。
対するクーネオは79分にカソがデル・ファベロとの1対1を迎えてシュートを放ったが、この場面を作り出す際に手を使ってボールをコントロールしていたことで2枚目の警告で退場となり、10人での戦いを余儀なくされていまう。
一方、ユベントスは86分にカスタノスが入れた右 CK をブニーノが頭で押し込み、3点目。88分にはクーネオのバックパスを上手く奪ったムラトーレが押し込み、決定的な4点目をあげて試合終了。リーグ3戦目で待望の初勝利を手にした。
なお、ジロネッリ監督は試合後に以下のコメントを残しています。
マウロ・ジロネッリ監督：
「選手たちは勝利に値しました。私達は重く受け身となっていた不幸な2試合を経ていましたので、熱意と自身を見出したことを幸せに思っています。
クーネオよりも休養が1日少ない中で選手たちは偉大な試合をしました。よりオープンな試合になっていたとしてもです。私は満足しています。
アニェッリ会長が私達を訪問し、サポートをしてくれました。会長に感謝しています。困難な1週間を過ごしていた選手たちに酸素を与えてくれましたし、私達を本当に喜ばせてくれたのです」
リーグ戦での初勝利を手にしたＢチームですが、次戦は9月30日に開催予定のセリエＣ第4節ノバーラ戦です。
優勝候補のノバーラですが、“ラッキー・ルーザー” でのセリエＢ昇格を目論んでいたチームの1つだったこともあり、ここまでに予定されていたリーグ戦3試合をすべて延期にしていた関係でユベントス戦が今季初戦となる見込みです。チケットを売り出していますので、試合の延期はないと言えるでしょう。
セリエＢ昇格が義務づけられたノバーラのようなチームを相手に過密日程の中でジロネッリ監督がどのような準備をして試合に臨むのかに注目です。
