ユベントスは公式サイト上でプリマベーラを率いたアレッサンドロ・ダル・カント監督が今季で退任すると発表いたしました。なお、後任の監督は未定です。
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2016/17 シーズンにエンポリを率いていたダル・カント監督は1年契約でユベントス・プリマベーラの監督に就任し、以下の成績を残しました。
- カンピオナート:6位・勝点46(13勝7分10敗、41得点34失点)
- プレーオフ:準決勝敗退
- コッパ・プリマベーラ:ラウンド16敗退
- UEFA YL:グループ敗退
- ヴィアレッジョ杯:準決勝敗退
前半戦はチームが機能せず、不振を極めました。一時は降格圏間際にまで低迷したのですが、中盤戦以降に挽回。ヴィアレッジョ杯で準決勝にまで勝ち残り、リーグ戦ではプレーオフに滑り込むことにも成功しました。
特に、シーズン最終盤にチームをまとめ上げた手腕は評価されるべきと言えるでしょう。
ユベントスは来季(= 2018/19 シーズン)から「Bチームの始動」が確実視されています。そのため、監督の重要度は「トップチーム>Bチーム>プリマベーラ」となることが予想されます。
トップチームのアッレグリ監督だけが定まっている状況であり、Bチームとプリマベーラを率いる監督の人選がどうなるかが注目点になります。
最後になりましたが、今季プリマベーラを率いたダル・カント監督に幸運が訪れることを祈りたいと思います。