月曜日開催となった 2017/18 カンピオナート・プリマベーラ1第27節ベローナ戦は途中出場のモラキオーリ選手の1ゴール2アシストの活躍でユベントスが 1-3 で逆転勝ちしました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
---|---|
GK | 1: デル・ファベロ (C) |
DF | 2: デッリ・カッリ(→ 19' st. 20: モンタペルト) 6: ジョアン・セラン 4: ザナンドレア |
MF | 7: ディ・パルト 11: ポルタノーバ 5: レアンドロ・フェルナンデス 8: ニコルッシ 3: トリパルデッリ |
FW | 10: デル・ソーレ(→ 24' st. 22: モラキオーリ) 9: ヤクポビッチ(→ 41' pt. 18: クレノビッチ) |
ダル・カント監督は 3-5-2 を選択。GK にはデル・ファベロ選手が復帰、前線の2トップはデル・ソーレ選手とヤクポビッチ選手が組む布陣で試合を迎えます。
試合はユベントスが押し込む展開で始まる。17分に右サイドで獲得した FK からヤクポビッチ選手が狙うが、これは GK ボルゲット選手がセーブ。
22分にはデル・ソーレ選手が遠めの位置から強烈なシュートを放つも、シュートは枠の右へと外れる。
その後はユベントスがボールを持ち、ベローナはカウンターでゴールに迫る時間が続く。ユベントスは47分にポルタノーバ選手からのクロスにトリパルデッリ選手が飛び込んだものの、上手くヘディングで合わせることはできず。
前半は 0-0 で終了する。
後半に入っても、流れは変わらない。ユベントスは51分に右サイドからディ・パルト選手が切れ込んでシュートを放つが、シュートは枠を捉えない。
すると、ユベントスは落とし穴にはまってしまう。55分、ビルドアップの際にニコルッシ選手がデル・ファベロ選手にバックパス。しかし、デル・ファベロ選手がトゥプタ選手のプレスをかわし切れず、ボールがゴールに吸い込まれ、ベローナが先制する。
ビハインドを負ったユベントスは4バックにスイッチし、攻勢を強めると、76分に効果が現れる。レアンドロ・フェルナンデス選手からの浮き球に反応したモラキオーリ選手が右足アウトサイドでトラップしてから左足を振り抜き、同点に追いつく。
勢いを取り戻したユベントスは80分に左サイドを突破したモラキオーリ選手がグラウンダーのクロスを入れる。これを中央でポルタノーバ選手が左足バックヒールで流し込み、勝ち越しに成功する。
92分には左サイドからモラキオーリ選手が入れたクロスをポルタノーバ選手が今度はヘディングを合わせ、決定的な2点のリードを手にする。結局、試合はこのまま終了。ユベントスが 1-3 で勝利し、リーグ戦7試合ぶりの白星を手にした。
試合後、ダル・カント監督は次のようにコメントしています。
アレッサンドロ・ダル・カント監督:
「選手たちはクオリティーを持って試合を解決しました。私達は失点によるダメージを受けるに値しませんでした。
敗けていれば状況を複雑にしていたでしょう。シーズンは浮き沈みがありましたし、パフォーマンスを落とす時期もあったからです」
カンピオナートは残り3節。6位以内で終えれば、プレーオフに進出する権利を手にすることになります。
チーム名 | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 勝点 | 得失 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | アタランタ | 27 | 17 | 8 | 2 | 59 | +38 |
2 | インテル | 27 | 16 | 5 | 5 | 53 | +18 |
3 | フィオレンティーナ | 26 | 15 | 5 | 6 | 50 | +17 |
4 | ローマ | 27 | 13 | 7 | 7 | 46 | +6 |
8 | ユベントス | 27 | 10 | 7 | 10 | 37 | -1 |
5位トリノと6位キエーボの勝点は共に40で、数字上は逆転の可能性がありますが、両チームともに1試合未消化の状態です。そのため、ユベントスは残り3試合を全勝して、他チームの結果を待つ必要があると言えるでしょう。
プリマベーラの次節は5月5日に行われる予定のカンピオナート第28節ウディネーゼ戦です。リーグ戦2連勝を手にすることができるのかに注目です。