スペイン『カデナ・セール』によりますと、ユベントスが右 SB の獲得候補としてアーセナルのベジェリン選手に5000万ユーロを出す用意があるとのことです。この記事は “飛ばし” の可能性がかなり高いと言えるでしょう。
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アーセナルのエクトル・ベジェリン選手は1995年3月生まれの23歳。ユース時代にバルセロナからアーセナルに移籍し、成長したスペイン代表にも選出される右 SB です。
ベジェリン選手を獲得できるのであれば、ユベントスにとって大きなプラスです。しかし、ハードルがあまりに高すぎると言わざるを得ません。
- アーセナルとの契約が少なくとも2022年まで存在
- 今季のパフォーマンスは「低調」と言われるが、ベルゲル監督が退任することでチームの環境は変わる
- 市場に出るのであれば、おそらく争奪戦が勃発
ユベントスが「ベジェリン選手の獲得」を目指すのであれば、5000万ユーロが「交渉のスタート地点」になるでしょう。なぜなら、ユナイテッドやバイエルンなど「右 SB を本職とする選手」を欲するクラブも争奪戦に参加することが予想されるからです。
ユベントスは2018年夏にドウグラス・コスタ選手の買取オプションを行使することが確定的であり、4000万ユーロの支出が待ち構えています。そこにベジェリン選手のような高額な移籍金を必要とする選手の獲得はあまり現実的とは言えません。
マンチェスター・シティであれば、ベジェリン選手に付けられた移籍金を用立てることは可能でしょう。ユベントスは別路線でクラブを成長させる必要があるだけに、フロント陣がどのような動きをするのかに注目です。