2017/18 カンピオナート・プリマベーラ第30節(=最終節)が行われ、アタランタと対戦したユベントスは 4-1 で勝利し、プレーオフ出場権を確保することに成功しました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: デル・ファベロ |
DF | 2: ヴォリャッコ (C) 6: ジョアン・セラン 4: ザナンドレア |
MF | 7: ディ・パルト 11: ポルタノーバ(→ 46' st. 16: カペッリーニ) 5: レアンドロ・フェルナンデス 8: ニコルッシ(→ 37' st. 17: メリオ) 3: トリパルデッリ(→ 43' st. 14: アンツォリン) |
FW | 10: デル・ソーレ 9: オリビエリ |
ダル・カント監督は 3-5-2 を継続。ディ・パルト選手またはトリパルデッリ選手が DF ラインまでに下がることで4バックにもスライドする陣容で試合を迎えます。
試合はカウンターの狙いを持ったユベントスが主導権を握る。まずは3分、センターライン付近でボールを奪取したニコルッシ選手が超ロングシュートを放つと、ボールはクロスバーを直撃。いきなりゴールを脅かす。
リズムを掴んだユベントスは7分にボール奪取からデル・ソーレ選手がカウンターで持ち込み、右足で相手 DF を股下を通すシュートを放ち、1点をリードする。
18分には最終ラインからボールを受けたレアンドロ・フェルナンデス選手が中盤でドリブルを開始。そのままエリア手前まで持ち上がって左足を振り抜くとボールはゴール左下に吸い込まれ、ユベントスのリードは2点差に広がる。
ビハインドを背負ったアタランタはここから反撃を開始。22分から立て続けに3本の決定的なシュートを放ったが、枠内に飛んだ2本はデル・ファベロ選手の好セーブで得点とはならない。
後半は両チームともに狙い通りの形でゴールに迫る。
アタランタはコンビネーションでユベントス守備陣を崩して決定機を手にするが、枠内に飛んだシュートをことごとくデル・ファベロ選手にセーブされ、反撃の狼煙を上げられずに時間だけが経過する。
すると、83分にユベントスはレアンドロ・フェルナンデス選手がボール奪取から DF ラインの裏にスルーパス。これに反応したデル・ソーレ選手が今度は左足で流し込み、試合の行方を決定づける3点目を手にする。
直後の84分には全く同じパターンからデル・ソーレ選手が折り返し、最後はオリビエリ選手が豪快に蹴り込んで4点目。アタランタは88分にゴール正面右で獲得した FK から最後はサルビ選手が押し込み、一矢報いることに成功する。
しかし、試合はこのまま終了。ユベントスが 4-1 で勝利し、リーグ戦の上位6チームで行われるプレーオフ出場権を手にした。
2017/18 シーズンのカンピオナート・プリマベーラは全日程が終了しました。順位表は下表のとおりです。
チーム名 | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 勝点 | 得失 | |
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1 | アタランタ | 30 | 18 | 8 | 4 | 62 | +35 |
2 | インテル | 30 | 17 | 7 | 6 | 58 | +23 |
3 | ローマ | 30 | 16 | 7 | 7 | 55 | +12 |
4 | フィオレンティーナ | 30 | 16 | 6 | 8 | 54 | +14 |
5 | トリノ | 30 | 16 | 4 | 10 | 52 | +19 |
6 | ユベントス | 30 | 13 | 7 | 10 | 46 | +7 |
7 | ミラン | 30 | 12 | 8 | 10 | 44 | 0 |
プレーオフ進出の最後の1枠を争っていたミランとキエーボが勝点を伸ばせなかったこともあり、ユベントスは6位の座をキープすることに成功しました。
プレーオフの組み合わせ抽選は「5月25日(金)に実施される」と発表されています。形式は「セリエBの3〜8位が争うセリエA昇格プレーオフ」に準拠する形になると思われます。
ユベントス・プリマベーラがどのチームとプレーオフで対戦することになるのかに注目です。