2017/18 カンピオナート・プリマベーラ第19節キエーボ戦が行われ、冬に新加入したヤクポビッチ選手の2ゴールの活躍でユベントスが 2-1 で勝利しました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: ロリア |
DF | 2: メネギーニ(→ 25' st. 15: カメライ) 6: デッリ・カッリ 4: カペッリーニ 3: トリパルデッリ |
MF | 7: ニコルッシ 5: レアンドロ・フェルナンデス 8: ムラトーレ (C) |
FW | 11: デル・ソーレ(→ 39' st. 20: ポルタノーバ) 9: オリビエリ 10: ヤクポビッチ |
ダル・カント監督は 4-3-3 を選択。冬の移籍市場で新たにチームに加わったレアンドロ・フェルナンデス選手をアンカーに、デル・ソーレ選手とヤクポビッチ選手を両翼に起用する布陣で試合を迎えます。
試合は両チームともにロングカウンターでシュート機会を手にするという展開で始まる。キエーボは9分、ユベントスは18分と22分にエリア内まで侵入するが、GK を脅かすシュートを打つまでには至らない。
その後、一進一退の状態が続くも、均衡が崩れることはなく前半が終了。0-0 で折り返すことになる。
後半に入っても、両チームが高く設定された相手 DF 陣の裏を狙う展開が続く。この均衡状態が崩れたのは54分。
ユベントスはエリア手前から送ったヤクポビッチ選手の浮き球パスをデル・ソーレ選手がエリア内で競る。こぼれ球に反応したニコルッシ選手が中央に切れ込んだところで倒され、PK を獲得する。この PK をヤクポビッチ選手が左下に決め、ユベントスが1点のリードを手にする。
先手を取ったユベントスは65分にキエーボの縦パスをムラトーレ選手がブロック。ボールの跳ね返り先にいたヤクポビッチ選手がそのまま持ち込んでゴールを決め、ユベントスがリードを2点に広げる。
対するキエーボは81分に右サイドを突破。最後はユワラ選手がクロスに合わせ、1点差に詰め寄ることに成功する。ユベントスは89分にオフサイドラインを抜け出したオリビエリ選手が GK との1対1を迎えたものの、決めることができず。
結局、試合はこのまま 2-1 で終了。ヤクポビッチ選手がドッピエッタの活躍を見せたユベントスが 2-1 で勝利し、2018年の初勝利を手にした。
前半は攻撃での連携が噛み合っていなかったものの、連動性が上がった後半は内容が良くなり、個の能力で勝点3を手にしたという試合でした。
ユベントスはセリエBに所属するトップチームで出番の少なかったデル・ソーレ選手(ペスカーラ)とヤクポビッチ選手(エンポリ)を冬の移籍市場で加えており、この2選手を軸に攻撃陣のテコ入れを図るものと考えられます。
プリマベーラの次戦は2月17日(土)に行われるカンピオナート第20節トリノ戦です。地元のライバルを相手に良い内容の試合を継続することができるのかに注目です。