フィレンツェで 2017/18 カンピオナート・プリマベーラ第23節が行われ、前半に2点を許したユベントスはフィオレンティーナに 2-0 で敗れました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
---|---|
GK | 1: ロリア |
DF | 2: メレギーニ 6: カペッリーニ 4: ザナンドレア 3: アンツォリン |
MF | 7: ニコルッシ(→ 15' st. 19: モラキオーリ) 5: レアンドロ・フェルナンデス 8: ムラトーレ (C) |
FW | 10: デル・ソーレ(→ 32' st. 18: クレノビッチ) 9: ヤクポビッチ 11: ポルタノーバ(→ 15' st. 20: モンタペルト) |
ダル・カント監督は 4-3-3 を選択。左 SB にはトリパルデッリ選手ではなく、アンツォリン選手を起用する布陣でフィオレンティーナとの一戦を迎えます。
故ダビデ・アストーリ氏への黙祷で始まった試合はホームのフィオレンティーナが素晴らしい内容を見せる。
フィオレンティーナは18分にゴール正面で FK を獲得。ゴーリ選手が左足で狙ったが、シュートは枠を外してしまう。
それでも、21分に左 CK を得ると、バレンチッチ選手が入れたボールをニアサイドにいたピント選手がフリックシュート。これがファーサイドのネットに突き刺さり、フィオレンティーナが先制する。
勢いに乗ったフィオレンティーナは25分、ソッティル選手のスルーパスにゴーリ選手が反応。DF の裏に抜け出したゴーリ選手が左足で豪快なシュートを決め、リードを2点に広げることに成功する。
押され続けたユベントスは後半に盛り返す。
52分にデル・ソーレ選手が FK から狙ったが、壁に当たったこともあり、ゴールとはならない。このプレーで得た CK からL・フェルナンデス選手が左足で狙ったが、GK チェロフォリーニ選手が左手でセーブ。
65分にはロングカウンターからモラキオーリ選手が折り返し、最後はモンタペルト選手がシュートを放つが、これもチェロフォリーニ選手にセーブされてしまう。
対するフィオレンティーナは84分にディアカテ選手の FK がクロスバーを直撃する場面があったものの、追加点を奪うことはできず。結局、試合はこのまま 2-0 で終了。ユベントスは前半に許した2失点を挽回できず。3試合未勝利となった。
カンピオナート第23節を終えた時点での順位表は以下のとおりとなりました。(アストーリが亡くなった影響で多くのチームが1試合未消化)
チーム名 | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 勝点 | 得失 | |
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1 | アタランタ | 22 | 12 | 8 | 2 | 44 | +27 |
2 | インテル | 22 | 13 | 5 | 4 | 44 | +17 |
3 | ローマ | 22 | 12 | 6 | 4 | 42 | +11 |
4 | フィオレンティーナ | 22 | 12 | 4 | 6 | 40 | +12 |
8 | ユベントス | 23 | 9 | 6 | 8 | 33 | 0 |
ユベントスは3試合未勝利となったことで、上位6チームに与えられるプレーオフ進出から1歩後退しました。
ただ、今回のフィオレンティーナ戦はプリマベーラにとって酷な状況であったことは事実です。フィオレンティーナにとって、“ダビデ・アストーリ氏が亡くなった後の最初の公式戦” という位置づけであり、普段とは明らかに異なる状況での試合だったからです。
この点を差し引く必要はあると言えるでしょう。
プリマベーラの次節は3月13日(火)に行われるヴィアレッジョ・カップの初戦です。リエカ(クロアチア)との対戦であり、大会全体に向けた弾みを付けることはできるのかに注目です。