スピナッツォーラ選手が現地8月11日にスペイン・バレンシアで行われた親善試合の招集メンバーに含まれていたものの、遠征に参加していなかったことを受け、『メディアセット』などイタリアメディアが「ユベントスに戻るのでは」と報じています。

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ユベントスは「スピナッツォーラ選手のレンタル期間を1年前倒ししたい」との希望を持っていますが、アタランタ側は難色を示しています。そのため、今夏の復帰はないとの見通しだったのですが、プレシーズンマッチに欠場したことで噂が再燃する形となりました。
バレンシア遠征に参加していなかったカルダーラ選手が翌12日に行われたベネチア(セリエB)との親善試合でプレーしたことは対称的な状況と言えるでしょう。
アタランタがスピナッツォーラ選手を手放す条件は「ジェノアのラクサール選手を確保できること」だとメディアで報じられています。ラクサール選手は左 WB を本職としており、後任者として適切です。
ただ、ローマやニューカッスルが獲得に興味を示していると伝えられており、争奪戦に発展するとアタランタは資金力から劣勢になると思われます。
ユベントスとしては代替選手として取引に組み込める可能性があるのはケーン選手ぐらいであり、アタランタが即戦力選手を獲得した時点で事態は大きく動きことになるでしょう。
リーグ戦が開幕する前の段階で新たに選手を獲得することになるのか。移籍市場終盤での動きに注目です。