『スカイ・イタリア』によりますと、ダニ・アウベス選手が退団するユベントスはレアル・マドリードのダニーロ選手に獲得オファーを出したとのことです。選手代理人とミラノで会談したとの報道も一部ではされており、交渉に向けた事実はあると言えるでしょう。
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ダニーロ選手は1991年7月生まれの25歳。2015年夏にポルトからレアル・マドリードに移籍金3150万ユーロで加入したブラジル代表の SB です。
ただ、守備の面でカルバハル選手よりも評価が低く、これが理由で控え選手という扱いになっています。
ユベントスは「移籍金1500万ユーロ＋ボーナス」を提示し、獲得を希望しているとのことです。しかし、レアル側が3000万ユーロ近くの移籍金を求めているとされ、移籍金の折り合いが付くのかが注目点となります。
選手が移籍希望を持っていることが前提ですが、ボーナス込みで移籍金2000万ユーロ前後が妥協点となるでしょう。どちらかのクラブが最初の希望額に固執すれば、それだけ交渉は決裂する可能性が高くなると思われます。
ブラジル代表のダニーロ選手を獲得すると、EU 外選手の獲得可能枠が埋まることになるのですが、雑誌『Number』で紹介されている「＋１枠」という “裏技” が使えることを留意しておく必要があります。
ユベントスはベタンクール選手（ウルグアイ）を獲得しており、EU外選手を1人獲得済の状況です。2選手を獲得できる状況で「＋１枠」を行使できれば、ダニーロ選手とドウグラス・コスタ選手の両方を獲得することも可能になるでしょう。
ユベントスの首脳陣がどのような決断を下すのか。補強ポイントである「ウィンガー型の選手」と「右 SB」をどのように埋めるのかに注目です。
