ドウグラス・コスタ選手の獲得交渉を行っていると伝えれれているユベントスですが、移籍金でバイエルンとの合意に達しておらず、ベルナルデスキ選手獲得に本腰を入れるのではないかと『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じています。

獲得したい本命選手と目されているドウグラス・コスタ選手ですが、バイエルンが求める移籍金を支払うことにユベントスが難色を示していると見られています。
バイエルンがシャフタールから獲得した時の移籍金は推定3000万ユーロ。そのため、4000万ユーロ前後で駆け引きが続いているのだと思われます。
ただ、移籍金が4000万ユーロを超えるほど、ユベントスのメリットは少なくなります。26歳のドウグラス・コスタ選手に5000万ユーロ弱をつぎ込むのであれば、23歳のイタリア人ベルナルデスキ選手に投資した方がリターンが大きくなる可能性があるからです。
ベタンクール選手の獲得で「EU外選手枠」を1つ消化するため、残りは1枠です。ドウグラス・コスタ選手の獲得を見送れば、右 SB としてダニーロ選手(レアル・マドリード)という噂もあり、補強戦略そのものが大きく変更されることもある得るでしょう。
なお、アレックス・サンドロ選手が移籍を希望した場合、ユベントスはスピナッツォーラ選手をアタランタから呼び戻すことを検討しているとガゼッタ紙は同じ記事で述べています。
その場合はアサモア選手の契約を延長し、アサモア選手とスピナッツォーラ選手が左サイドでポジション争いをすることになると思われます。チームに加えない場合でも、スピナッツォーラ選手との契約は延長しておく必要があります。
ちなみに、ベルナルデスキ選手ですが、 UEFA.com のインタビューで「バッショ、トッティ、デル・ピエロがアイドル」と答えており、ユベントス行きに抵抗はないだろうと報じられています。どの選手がユベントスに加わることになるのかに注目です。