ユベントスは公式サイト上で中国・百岁水(Ganten Water)社とグローバルパートナー契約を締結したと発表いたしました。なお、契約期間は7月1日からの3シーズン間です。
百岁水(Ganten Water)社は中国・深圳(シンセン)に本社を置くミネラルウォーターを主力商品とする飲料会社です。中国のミネラルウォーター部門でのリーディングカンパニーであり、良いパートナーを見つけることができたと言えるでしょう。
採水工場(の1つ)が広東省恵州百岁山にあることより、特徴的なパッケージボトルの方がインパクトに残る企業です。
百岁水(Ganten Water)社がユベントスと契約した狙いは「欧州市場への参入の足がかりを築くため」でしょう。ヨーロッパはアルプス山脈やドロミテ界隈で採取されたミネラルウォーターの独壇場となっています。
エビアン、ペリエ、サンペレグリノといったメーカーに割って入るために、ユベントスと組むという決断をしたのだと考えられます。
ユベントスはペプシコ社と締結しているのは『オフィシャル・スポーツドリンク契約』であり、ミネラルウォーターは契約の対象外です。
“野心的” な中国企業とグローバルパートナー契約を締結したことはクラブの財政にプラス効果をもたらすことでしょう。百岁水(Ganten Water)社がユベントスの選手がプリントされた限定パッケージを中国市場で販売するという形でも大きな宣伝効果が得られると期待できます。
放映権収入に依存しすぎないためにはスポンサー収入が重要になります。世界中から様々な分野でスポンサーを獲得できていることは良い兆候と言えるはずです。
スポンサーを獲得することに加え、良い条件で契約することが今後はさらに重要になります。チャンピオンズリーグのタイトルが最も重要で効果的な要素ですので、ピッチ上で結果を出し、良いプロセスを回し続けることができるのかに注目です。