ユベントスがアーセナルからローマにレンタル移籍しているシュチェスニー選手と個人合意したと『スカイ・イタリア』が報じています。ジャンルカ・ディ・マルツィオ氏もツイートしており、状況を見守る必要があると言えるでしょう。
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シュチェスニー選手はアーセナルと2018年夏までの契約がありますが、正 GK にはチェフ選手が君臨しており、出場機会を求めて 2015/16 シーズンからはローマにレンタル移籍してプレーを続けて来たという経緯があります。
買取義務が付随していると見られていたのですが、FFP を含む資金面での問題でアーセナルに戻ることが確定的となったことで移籍の話が本格化したのだと思われます。
ちなみに、ローマはブラジル代表に選出されているアリソン・ベッカー選手が第2GK として控えています。そのため、来季はアリソン・ベッカー選手を正 GK に据えて戦うことになるでしょう。
さて、シュチェスニー選手の移籍先ですが、ユベントスの他にナポリも候補として上がっています。状況は以下のとおりと言えるでしょう。
- アーセナル
- チェフが正GK
→ オスピナとの2番手争い - 2018年に契約が満了するため、換金したい
- チェフが正GK
- ユベントス
- ブッフォンが正GKとして君臨
→ 来季は正GKになれる可能性あり - 1400万ユーロ+ボーナスでアーセナルと合意?
- 選手とは4年契約(年俸450万ユーロ)で合意?
- ブッフォンが正GKとして君臨
- ナポリ
- 正GKのレイナに移籍の可能性あり
- 来季の出場機会は3チーム中で最も高い
ローマは資金が用意できれば、シュチェスニー選手を引き止めるチャンスはあると思われます。サラー選手をリバプールに売却し、その資金をシュチェスニー選手の引き止めと(新監督と噂されるディ・フランチェスコ監督のために)ベラルディ選手を獲得することに活路が開かれるでしょう。
セリエAから 2017/18 シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を得た3チームが絡んだ GK の玉突き移籍が発生するのか。移籍市場の行方に注目です。