2-2 の引き分けとなったセリエA第34節アタランタ戦後のユベントスの監督・選手による試合後コメントを紹介いたします。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「私達は残り2分でリードしていました。PK は無関係ですし、ユベントスは守ると決めたら試合を閉じなければなりません。今日のような失点は決して許されないのです。
私達は重要な旅を行っており、リーグの行方を早く決めたいのです。今夜の勝利はリーグ戦にとって重要だったことでしょう。この試合はモナコ戦に対する意識を高める上で役立つと思います。
簡単な試合ではないことは分かっていましたが、技術的なミスもありました。冷静である必要はありますが、モナコで同じようにプレーする必要はありません。この時期での1ポイントは重要なことです。
前半はディバラに1つのポジションでプレーするように言っていましたが、自由に動くようになった後半はイグアインとのラインも機能し、良くなりました。
ハーフタイムに檄を飛ばしたか?5分5分で敗けているから、アタランタが勝っていると述べました。テンポを上げなければならなかったのです。5分5分で勝てないのであれば、試合にも勝てないでしょう。
PK は試合結果に関係ないものです。PK があれば、1-3 になっていた訳ではないからです。結果を受け入れ、最後のミスを見て、ホームに戻り、水曜日のことを考えなければなりません。ユベントスは終了1分前にゴールを許すなどありえません。それがすべてです。言い訳はできません。
スクデット争いは完全に終わってはいません。ローマは90ポイントまで伸ばせるのです。ですから、91ポイントに達するまで残り7ポイントを積み重ねる必要があります」
パウロ・ディバラ選手:
「このスタジアムで結果を出すことは簡単ではありません。勝点3を持ち帰り、ローマにメッセージを送りたかったのです。
モナコ?私達はアタランタ戦に集中していました。アタランタは非常に難しい相手であることは分かっていましたし、モナコのことを考えるのは明日からです。ですが、前半はあまりに内気でした。後半は良くなったと思います。最後の最後で失点してしまったことは残念なことでした。
リーグ戦はまだ終わっていません。ローマが追いつくことができますし、私達の考えは常に勝利することだけです。
モナコ戦は簡単には行かないでしょう。ムバッペのような若く、経験のある選手が名を連ねているからです。彼を自由にしないことで良い結果がもたらされるでしょう。チームが勝ち抜けることに貢献したいと思っています。
デル・ピエロが手本です。彼がピッチ内外で残した足跡をたどることは容易ではありません。非常に正しい人物であり、私が実際に会った時も良い人でした。彼と比較すると、ゴール前での働きが決定的に足りていません。デル・ピエロは多くのゴールを決めて来ましたから。
背番号10?私は21番はユベントスにとって重要だといつも発言してきました。アレックスの10を着けることは難しいことです。21に敬意を払っていますし、この番号を私は着たいのです。もし、クラブが提示するなら話し合うでしょう。私が10番を求めたことはありません」