ユベントス・プリマベーラを率いるファビオ・グロッソ監督がセリエBを2位で終えたクロトーネの新監督就任の可能性があると『ジャンルカ・ディ・マルツィオ.com』が報じています。
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グロッソ監督は今季(2015/15 シーズン)、プリマベーラをヴィアレッジョカップ優勝、カンピオナートとコッパ・イタリアを準優勝と抜群の指導力を発揮しました。これらの成績をクロトーネが高く評価したことがオファーにつながったと言えるでしょう。
セリエBを2位で終えたクロトーネを率いていたイヴァン・ユリッチ監督はアタランタの新監督に就任したガスペリーニ監督の後任としてジェノアが入りが有力視されています。そのため、クロトーネは新監督を探さなければならないという事情が存在するのです。
ユベントスはオファーを拒絶する構えは見せていないことから、引き受けるかはグロッソ監督次第と記事では言及されています。
グロッソ監督はユベントスで引退した後、プリマベーラのアシスタントコーチを経て、監督に就任し、現在に至ります。そのため、セリエAの新監督としてトップチームデビューとなることが唯一の懸念材料と言えるでしょう。
ただ、クロトーネにはユベントスプリマベーラ出身のCB、ポル・ガルシア選手(21)がシーズン後半にレンタル移籍し、レギュラーとして活躍しました。クロトーネの監督に就任し、ポル・ガルシア選手の成長も促すという選択肢もあり得ると思います。
このオファーに対し、グロッソ監督がどちらの返事をするのか注目です。