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公式発表:マッローネがバーリ、マツェクとポル・ガルシアがクレモネーゼに期限付き移籍

 セリエBに所属するバーリは公式サイト上でルカ・マッローネ選手を期限付き移籍で獲得したと発表いたしました。また、セリエBのクレモネーゼがポル・ガルシア選手とロマン・マツェク選手を同じく期限付き移籍で獲得したと発表しています。

画像:バーリに加入したマッローネ
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 マッローネ選手は1990年3月生まれの27歳。昨シーズンはベルギーのズルテ・ワレヘムでプレーしました。

表1:マッローネ選手の出場成績
  大会名 得点 時間
2015/16
(前半:カルピ)
(後半:ベローナ)
セリエA 21 (19) 1 (4) 1602'
イタリア杯 4 (4) 1 390'
合計 25 (23) 2 (5) 1992'
2016/17
(ズルテ・ワレヘム)
リーグ戦 15 (10) 0 811'
プレーオフ 10 (8) 0 714'
ベルギー杯 3 (2) 1 224'
合計 28 (20) 1 1749'

 2シーズン前はカルピとベローナで、昨季はズルテ・ワレヘムでプレーし、CB やボランチとして起用されていました。今季はセリエBでグロッソ監督とタッグを組み、セリエB昇格を目指すことが目標となります。

 トップリーグで培った経験をチームに還元することも求められていると言えるでしょう。格の違いを見せ、チームを牽引する働きを見せることができるのかが注目点です。

 

 ポル・ガルシア選手は1995年2月生まれの22歳。左利きの CB で昨シーズンはセリエBのラティーナでプレーをした選手です。

表2:ポル・ガルシア選手の出場成績
  大会名 得点 時間
2015/16
(前半:コモ)
(後半:クロトーネ)
セリエB 25 (20) 1 1810'
イタリア杯 1 (1) 0 90'
合計 26 (21) 1 1900'
2016/17
(ラティーナ)
セリエB 32 (32) 1 2858'
イタリア杯 2 (2) 0 210'
合計 34 (34) 1 3068'

 年齢も若く、過去2シーズンはセリエBを主戦場としている状況です。2年前のシーズンはコモで経験を積み、セリエA昇格争いをしていたクロトーネに移籍。昨季はよりプレー時間を積み重ねる目的でラティーナに期限付き移籍をしていました。

 今季の移籍先であるクレモネーゼはレガ・プロ(セリエCに相当)からの昇格組です。そのため、選手としての期待値は昨季と同じと言えるでしょう。

 セリエBで注目の DF として地位を確立し、よりレベルの高いセリエAのチームから獲得の声がかかるレベルにまで成長することができるのかに注目です。

 

 マツェク選手は1997年4月生まれの20歳。右利きの MF で昨シーズン後半戦はセリエBのバーリに期限付き移籍し、プロデビューを果たした選手です。

表3:マツェク選手の出場成績
  大会名 得点 時間
2015/16
(プリマベーラ)
プリマベーラ 21 (17) 1 (5) 1601'
カップ戦 6 (6) 0 530'
ファイナル8 3 (3) (1) 298'
UEFA ユース 5 (3) (1) 261'
ヴィアレッジョ杯 5 (5) (2) 346'
合計 40 (34) 1 (9) 3036'
2016/17
(後半:バーリ)
セリエB 16 (10) (1) 892'
プリマベーラ 9 (8) (5) 646'
カップ戦 1 (1) 0 90'
UEFA ユース 5 (5) 0 450'
合計 31 (24) (6) 2078'

 コラントゥオーノ監督が指揮を採っていたバーリで16試合に出場し、10試合は先発で起用されました。これだけのチャンスを後半戦だけで与えられており、今季はセリエBの1シーズンで継続した成績を残すことが目標になります。

 カッサータ選手がセリエBで残したような印象をマツェク選手も残すことができるのかに注目です。