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ラパドゥーラの去就は来週にも確定か?

 2015/16 シーズンのセリエBで40試合27得点をマークしたラパドゥーラ選手の去就が早ければ来週にも決定するだろうと『メディアセット』などイタリアメディアが報じています。

画像:去就に注目が集まるラパドゥーラ
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 一時はレスター(プレミアリーグ)の名前が出ていましたが、現在ではナポリ、ユベントス、ミランなどイタリア勢で決まるだろうと見られています。

 中でも熱心に誘っていると伝えられ、本命視されているのはナポリです。「プレーすること」を選手が重視していると言われているため、システムを 4-3-3 から 4-3-1-2 に変更することに加え、年俸120万ユーロで誘っていると報じられています。

 このオファー内容どおりのことを実行するのであれば、ペスカーラのセバスティアーニ会長が「ラパドゥーラはナポリを選択するだろう」とラジオで発言する理由も理解できます。

 しかし、インシーニェ選手やカジェホン選手のポジションを消すことになる2トップへの変更を断行するかには疑問が残ります。この部分がナポリ行きを決定することに対する障壁となるでしょう。

 

 対抗と見られているユベントスはラパドゥーラ選手の保有権を確保し、ベラルディ選手の買取権を行使して空きができたサッスオーロにレンタル移籍させる計画を持っていました。

 しかし、ベラルディ選手がサッスオーロ残留を希望したことで、当初の予定を修正する必要になったことは明らかです。モラタ選手やザザ選手の去就が不透明なこともあり、どちらかが移籍するなら、白羽の矢を立てたいという位置付けの選手と言えるでしょう。

 そのため、どうしても “煮え切らない態度” を採らなければならないため、選手サイドには優柔不断に映り、契約が合意に達しない可能性があることを否定できない事情があります。

 

 ナポリが提示していると言われているオファー条件を考えると、来週明けまでに返事するよう最後通告がされていたとしても不思議ではありません。補強戦略を考える上で、いつまでも待つことはできないからです。

 本命と見られているナポリからのオファーに対し、ラパドゥーラ選手がどういった回答をするかが移籍市場に与える影響は決して小さくありません。その波紋が投げかけられるのは来週になる可能性は十分にあると言えるでしょう。