今夏にユベントスが買い戻しオプションを行使すると見られていたサッスオーロのドメニコ・ベラルディ選手が来季(2016/17 シーズン)もサッスオーロに残留するのではないかと報じられています。
『ジャンルカ・ディ・マルツィオ.com』によりますと、サッスオーロとユベントスによる新しい会談が行われた後、サッスオーロに対して「もう1年残りたい」との希望が伝えたれたとのことです。
今季、セリエAを6位で終え、ヨーロッパリーグの出場権を得たサッスオーロのディ・フランチェスコ監督にとっては朗報と言えるでしょう。ただ、クラブ間の交渉であるため、“選手の希望” と報じられている要望がどの程度反映されるかは不透明です。
この件について、『コリエレ・デッロ・スポルト』は「(8月で22歳となる)1994年生まれであり、若すぎることを選手が懸念しているため」と報じています。理由の信憑性を不確かですが、選手側が来季もサッスオーロでプレーしたいという意向を持っていることは事実ではないかと思われます。
そのため、ユベントスは「今夏に行使可能な買い戻しオプションが来季も同じ条件で行使可能ならサッスオーロ残留は問題ない」という立場を採るべきです。
2500万ユーロでの買い戻し権が2017年夏に行使できるのであれば、問題ありません。仮に「2017年夏は3000万ユーロ」となっているのであれば、差額となる500万ユーロを “権利買取費” という名目で支払われるのなら問題とはならないでしょう。
もし、アッレグリ監督がベラルディ選手を 2016/17 シーズンの戦力として位置付けているのであれば、買い戻し権を行使しなければなりません。そうではないなら、もう1シーズン、サッスオーロで経験を積ませることも良い選択肢と言えるでしょう。
ユベントス首脳陣の判断に注目です。