『ガゼッタ・デッロ・スポルト(英語版)』によりますと、来季からアントニオ・コンテ新監督が就任するチェルシーがクワドォ・アサモア選手の獲得を狙っているとのことです。
27歳のアサモア選手は4シーズン前にウディネーゼからユベントスに加入しました。
ウディネーゼ時代は中盤MFとしてプレーしていたのですが、ユベントスではコンテ監督がWBにコンバートし、重宝していたという経緯があります。もし、コンテ監督がチェルシーでも3バックを採用するのであれば、アサモア選手のダイナミズムを高く評価していたとしても不思議ではありません。
アサモア選手の現状は 2014/15 シーズンに負ったヒザの怪我により、“中盤の控え選手” という立場となっています。
チェルシーは 2000 〜 2500 万ユーロの移籍金を用意すると報じられていますが、実際にそのようなオファーが提示されるのであれば、アサモア選手の契約が 2017 年夏までということも考えると、ユベントスは交渉に応じるべきと言えるでしょう。
アサモア選手にサイドのプレーヤーとしての資質を見出したのは間違いなくコンテ監督です。そのコンテ監督が率いるチェルシーからのオファーが届けば、移籍を検討することも十分にあり得ることだと思われます。
年齢的に5年規模の大型契約を締結するラストチャンスですから、アサモア選手が移籍を希望する場合に備えておく必要があります。
ユベントスとしては、控え選手という立場の選手に 2000 万ユーロ超の移籍金を提示するクラブが現れるのであれば、移籍を容認する可能性はかなり高いと言えるのではないでしょうか。