イギリス・テレブラフ紙はコンテ監督が率いるチェルシーがボヌッチ選手を獲得するために6000万ポンド(=6800万ユーロ)用意していると報じています。
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チェルシーがCBに不安を抱えていることは事実です。テコ入れが必要と見られているのですが、ボヌッチ選手の獲得にそこまでの大金をつぎ込む余力があるかは疑問が残ります。
今夏、コンテ監督から誘われた際に「心が揺れ動いた」とボヌッチ選手本人が認めていることがチェルシーにとっての希望と言えるでしょう。
ただ、ユベントスがボヌッチ選手を放出するとは考えにくいものがあります。また、移籍する意志があるのであれば、コンパニ選手が怪我がちで計算を立てることができていないマンチェスター・シティも獲得に名乗りを上げることが予想されます。
争奪戦になれば、チーム骨格が固まっていないチェルシーは後手に回る可能性があります。
ユベントスはボヌッチ選手やディバラ選手に昇給を伴った契約延長をオファーするだろうと見られており、それに向けた “駆け引き” の一環と見ることもできます。
ボヌッチ選手はCBとして求められる能力はすべてを兼ね備えていますので、オファーに困ることはないでしょう。要するに、選手の意向次第で去就が決まるケースと言えるでしょう。選手自身がどういった判断を下すのかに注目です。