水曜日に行われたレヒア・グダニスクとの一戦で太ももを痛め、途中交代したキエッリーニ選手ですが、検査の結果は全治20日ほどを要すると診断されました。
それにより、8月8日に上海で行われるラツィオとのスーパーカップは欠場することが確定しました。
ユベントスの CB 陣はバルザーリ選手、キエッリーニ選手がそろって離脱したということもあり、ボヌッチ選手と新加入のルガーニ選手だけと手薄になっています。
そのため、昨シーズンはローマに買取オプション付きレンタル移籍で加入していたダビデ・アストーリ選手を獲得するのではないかとメディアが報じています。
ただ、アストーリ選手獲得は選手サイドの人間が有利な契約条件を引き出すために流した噂に過ぎないでしょう。ユベントスで離脱中の CB はいずれも全治1ヶ月未満の診断であり、(よほどの重傷でない限り)CB の5番手扱いになる選手をこの時期に緊急補強する必要性はありません。
ちなみにキエッリーニ選手が負傷する前の時点で、アストーリ選手の希望はローマと報じられていました。また、最も熱心に誘っていたのはサビッチ選手がアトレティコに移籍したフィオレンティーナでした。
最終ラインなら、どのポジションでもプレー可能なマルティン・カセレス選手もいますので、アストーリ選手に触手を伸ばすのであれば、代理人が「移籍するならユベントスだ(ローマが容認すればだがね)」と発言しているアレッシオ・ロマニョーリ選手を狙うべきでしょう。
セリエA第2節に予定されているローマとの一戦までにバルザーリ選手かキエッリーニ選手のどちらかが復帰できるようであれば、それほど大きな問題にはならないと思われます。