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ジュントリ FD :「アッレグリ監督と契約延長に関する話し合いの場を持つことになる」

 2023/24 コッパ・イタリア準決勝ラツィオ戦(セカンドレグ)の試合前にユベントスのジュントリ FD が『メディアセット』からの取材に応じていましたので発言の概要を紹介いたします。

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クリスティアーノ・ジュントリ FD:
「私達はアッレグリ監督との契約更新について話し合うでしょうし、報告することになるでしょう。移籍市場に関する議論やチームの将来についての議論も行います。

 ユルディズに焦点を合わせていますし、彼にプレッシャーをかけたくありません。

 未来のユーヴェが到来するでしょう。私達は若手選手に焦点を合わせていますし、彼らを待たなければなりません。私が加わる前から始まっている道を継続したいと思っています。

 

 コッパ・イタリア?私達にとって重要なマイルストーンです。シーズン当初からの目標だったことは明確です。チャンピオンズリーグに戻り、カップ戦に尽力することも明らかでした。決勝進出を望んでいます。

 エンポリ戦やインテル戦までに獲得した勝点を見ると、私達は夢見ることができたのは事実ですし、誰もが 140% を出していました。

 今日の 100% では十分ではありません。間違ったアプローチや負傷が影響したのでしょう。

 レフリングに関して私達は言及しませんし、(ガッティの不満が発端となって介入基準に疑義が生じている)VAR が介入することもありませんでした。

 

 私達はシーズン前半戦でマージンを獲得しました。目標が何であるかを理解していますし、強さと決意を持って目標到達を成し遂げたいと思っています。

 最初のミッションは会計規律を整備することです。私達は保守的な移籍市場を構築しました。良くも悪くも責任を感じていますし、手を差し伸べようとしました。

 私達は目標を達成するために団結し、落ち着いています。しかし、忍耐は必要です。ユベントスは簡単ではない時期から来ているからです。

 私達は団結を維持しなければなりませんし、このクラブの価値にあった移籍市場を構築しなければならないのです」

 




 

 ジュントリ FD の発言での特筆点は若手選手に関する言及でしょう。実際には「若手に焦点を当てるが、“クラブ内育成選手の要件を満たしている若手” ではない」と起用方法で示しているからです。

  • “ユベントスのクラブ内育成選手” が先発しなかった公式戦
    • 2023/24 シーズン前半戦: 1試合
      • 12月: 第15節(Nap)
    • 2023/24 シーズン後半戦: 7試合
      • 2月: 第24節(Udi)、第26節(Fro)
      • 4月: 全公式戦
        • 第31節〜第33節(Fio, Tor, Cag)
        • コッパ・イタリア準決勝ラツィオ戦(H&A)

 “中堅・ベテラン勢” や “冬にジュントリ FD が捩じ込んだ若手” の先発起用が増した 2023/24 シーズン後半戦から「チームは大失速」しているのです。チームの団結が上辺だけになるのは当然でしょう。

 勝てていないチームで選手の序列が固定されたままだからです。

 

 財政再建を成功させるには「大幅赤字の原因となっている支出項目の是正」も不可避です。この点は未着手であるため、ジュントリ FD が言動ではなく行動で示すことができるのかにも注目です。