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【試合後コメント】 2023/24 セリエA第37節 ボローニャ対ユベントス

 スタディオ・レナート・ダッラーラで行われた 2023/24 セリエA第37節ボローニャ戦に 3-3 で引き分けたユベントスのモンテーロ暫定監督および選手による試合後コメントを紹介いたします。

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パオロ・モンテーロ暫定監督:
「正しい試合結果です。重要な勝利の後に落ち込みがあるのは普通のことです。

 水曜日のような重要な勝利を手にした後はメンタル的に少しの反動があります。ボローニャのようなチームを相手に落ち込んでしまっては難しくなります。

 その後は選手達の誇りとこのユニフォームを着用したいという欲求が示されていました。

 トップチームの監督には特別な高揚感がありました。どう表現すれば良いのか分かりません。信じられない喜びでしたし、信じられないほどの歓迎をしてくれました。

 チームの素晴らしいスピリットを私は目にしました。最後の20分にそれが示されています。

 内部にいた訳ではないので意見することが難しいのは良く分かっています。良く目にしていましたからね。反応は人それぞれです」

 

マヌエレ・ロカテッリ選手:
「受け入れられない前半でした。プレーすることができませんでした。しかし、引き分けは偶然の産物ではありません。私達はそれを信じ、リアクションを起こしました。これが重要なのです。

 環境的に難しいシーズンでした。しかし、最終的には来季のチャンピオンズリーグ出場権を獲得し、コッパ・イタリアのトロフィーを勝ち取ったのです」

 

ケナン・ユルディズ選手:
「この得点はチームのものです。私達は諦めなかったですし、今日は敗けないことが重要でした。

 シーズンは長丁場であり、私にとっては初めての経験でした。2得点を決め、すべてを出し尽くしたので私は幸せです。

 ユベントスは私にとって大きな意味があります。多くのことを与えてくれましたし、常に感謝し続けるでしょう。このユニフォームのために常に全力を尽くしますし、惜しむことはありません」

 




 

 “緊急登板のモンテーロ暫定監督” が率いたチームが「未成熟」で相手チームに内容で圧倒されたとしても許容範囲内ですし、批判されるのは不憫な部分もあります。

 しかし、“今シーズンのプリマヴェーラで3バックを採用していた監督” が『3バックのシステムが抱える欠点』を相手チームに突かれて修正するまでに(必要以上と思われる)時間を要したことに関しては批判されても止むを得ないでしょう。

 3バックの 3CB が「4バックの 2CB と同じ横幅」で守り、よりスペースが生じた “3バックの両脇” を相手チームに活用されて劣勢な状況に立たされ続けていたからです。

 また、「自陣でのポゼッションは相手チームからのハイプレスの餌食になる」という現実を改めて突きつけられた試合でもありました。この現実をジュントリ FD らがどう評価するかが今後の注目点になるでしょう。

 

 2023/24 シーズン最終戦となる第38節モンツァ戦をどのような位置付けで臨むのかに注目です。